伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

勘違い/イソヒヨドリ

2016年04月18日 | いわき市
 えっ! 心の中に衝撃が走りました。愕然としました。

 何がか、というと、議員だよりの原稿はゴールデンウィークまでに2回分を書けばOKと思って、先週、頭をひねりながら書きあげました。

 4月17日付け分と24日分。これでゴールデンウィーク前の議員だより関する仕事はおしまい。よって、のほほんと構えていたのですが・・さにあらずでした。

 きょう議員団の会議で話題になって気がついたのです。5月1日付けも書かなくちゃ、ゴールデンウィーク前が埋まらないじゃん。

 しかも、先週24日分は5月1日を想定して書いたもの。頭の中には5という数字が浮かんでいたのに、4月24日として何の疑問も持っていませんでした。

 これは、あらためて4月24日付の原稿を書かなくてはならない。愕然としながらも、熊本の震災への市の対応等をテーマにして、あせって書き始めました。

 従って、先週、本ブログで次週は憲法がテーマとしていたのは実は5月1日付のもの。そのため、その原稿の公開は今週ではなく来週です。ブログの投稿予約を変更して置かなければなりません。申し訳ありません。

 さて、その熊本、今日も震度5強の強い余震がおこるなど、落ち着く気配を見せません。被災地のみなさんは、不安な日々を送っているものと思います。あの東日本大震災の時、本震、それにともなう余震が続きました。1ヶ月後、自宅に近い井戸沢断層と湯ノ岳断層が動いたことにともなう震度6弱の強い地震がありました。そう、水石山断層も震源になって震度4程度の地震も頻発していました。

 井戸沢断層の際には、その前から、朝の犬の散歩の時、西の方向からドーン、ドーンという空振を聞いていました。発破をかけた時のような音です。断層がすれる1週間ほど前からだったでしょうか。地下では断層の歪みによる岩盤の破壊がおこっていたのですね。

 同じ遠野地区の断層に近い石畑という集落に住む方に聞くと、自分の家の庭や裏山から音が聞こえてきたといっていました。

 そういう地震でもやがて収束しました。地震はやがて落ち着いてくる。希望を持っていてほしいと思います。

 私たちに今できることは、義援金等でこれからのくらしの再建をはじめ、復旧・復興に協力すること。できるだけのことはしていきたいと思います。

 さて、今日は福島沖を震源に最大震度3程度をはじめ、2度の地震がありました。

 ゴゴゴゴーという地鳴りがだんだん近づいて来て、家がミシッときしむ。典型的な遠い震源の地震でした。

 そんな日の朝も、いつものように愛犬の散歩です。

 昨日の雨で田んぼに雨水が残っているのでしょう。道路から下がった田んぼでは、ゲコゲコッ、ゲコゲコッ、とカエルが大合唱。見ているとダイサギがカエルが鳴く辺を見つめ、また、何かを探すように歩きまわります。



 そうすると、カエルはピタッと鳴き止む。さっきまでのにぎやかだった田んぼを静寂が包みます。

 カエルもサギの餌になってしまうのやはり嫌なんですね。当然といえば当然です。カエルとサギの根比べは、いつまで続くのでしょうか。

 散歩途上、道路の上を甲虫が歩いています。5cm位で首が長い。調べると、マイマイカブリというオサムシの仲間みたいです。

 カタツムリやミミズを餌にする虫です。おそらく初見です。



 前から見ると迫力がありますね。



 市議会の控室。団会議をしていて、ふと気づくと、きょうも日暈がかかっています。ちょっとした休憩時間にパチリ。ブラインドを下ろしたままだったので、窓にいっしょに写り込んでいます。肉眼では虹色がもっとくっきりしていたのですが・・。



 そして午後。打ち合わせを終わり、議員だよりの原稿書きをしていました。

 夕刻近く、コーヒーを淹れようと窓に近づいた時、庭石の上にヒヨドリを見つけました。



 でもどこか雰囲気が違う。まあヒヨドリでしょうと思ってカメラを向けたのですが、ある記憶がよみがえります。

 あれは沖縄でのこと。きれいなさえずりを聴かせる小鳥がいました。なんだろうと思っていたのですが、やがってしっかり姿形が見えました。自分の住むいわき市遠野町で一度見かけ、調べたことがあります。イソソヒヨドリでした。

 いわき付近で普通に見るのはヒヨドリです。沖縄で普通に見るのはイソヒヨドリでした。それこそ、どこにでもいたことにびっくりしたことを思い出します。

 その時、そうあれは空き時間にタクシーででかけた平和の礎が設置された公園でのこと。見学しているとヒヨドリ程度の大きさの鳥がいました。地味な色合いなのですが、なんていう鳥なのかなぁーと思いながら、たしか写真に撮ることができたと思います。

 後で調べると、これがイソヒヨドリのメス。オスのコバルトブルーの背中とお腹のオレンジ色という派手な配色とは対をなす、地味な色合いです。

 この体色が頭に浮かんできたのです。灰色の中に白い水玉を配したこの姿。あぁこの鳥はヒヨドリはヒヨドリでも、イソヒヨドリのメスだ。こう気がついたわけです。

 先だってはオスが来ていたのですが、この時は写真は撮れませんでした。別の時に、車のウィンドー越しに撮った写真。写りが悪いのですが、こんな色合いです。いずれも新川沿いで見かけているので、ここらを縄張りにしているのでしょうね。



 今日来たメスは毛虫をとって食べていました。



 害虫を退治する益鳥でもあるわけですね。

 夕方、以前、育成会をいっしょにやっていたご近所に住む方の親御さんの通夜が営まれました。うっかり喪服を忘れ、しかも着ていたシャツはえんじ色の縦縞でネクタイも赤。さすがにこれでは通夜には派手なので、着替えるために自宅まで戻り、その後、式場へ。ちょうど通夜式が終わったばかりのところで昇降させてもらい、今度は内郷公民館で行われている会議に出席。

 少し忙しかった夕刻でした。 


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