伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

リスを見た/街頭宣伝

2016年04月17日 | いわき市
どこかいやな天気の一日でした。

 午前は、勿来地区の共産党で街頭宣伝などをやるということで、ここに合流し、金山団地や早稲田団地など6ヶ所で街頭演説を行いました。

降るような、降らないような、中途半端な天候に、ても、時々落ちてくる雨粒にうたれながらの演説。車から手を降ってくれる方もおり、ありがとうございました。

 話した内容は、九州・熊本地方で発生している地震被害を救済するために日本共産党としても全力をあげることと同時に、こうした震災被害が続くもとで、政治に求められるのは、暮らしを支えるために最低賃金の引き上げなどに本格的に取り組むべきであること、また、安全保障関連法制とその前提となった集団的自衛権を認める閣議決定の廃止をすすめていくことなどでした。



 午後、雨が本格的に降り始めました。風も強い。日本共産党の第五回中央委員会総会の報告会が開かれたので、そちらに出席し、報告を聴いてきました。

 日本共産党として安全保障関連法制・戦争法の廃止と、その前提となっている集団的自衛権行使容認の閣議決定の廃止をめざし、一致する政党間での共同をすすめ、統一候補を誕生させ当選のために力を尽くすこと、比例代表選挙で日本共産党の支持を訴え広げていくことなどの大切さとともに、各地でこのために努力している日本共産党の地方組織の活動が発言で紹介されたことなどが説明されました。

 その方向には自信を持つことができると感じます。

 合わせて地方議会の中で果たすべき日本共産党の役割を教えてくれる内容だとも思いました。一つの結果を出そうと思うならば、政策的には一致しない会派・議員と調整しながらすすめることが必要ですから、相手を信頼し話し合うことが必要です。これは、思想・信条をこえて、相手を信頼する気持ちがなければすすめることができない作業ですから、選挙での共同をめざす点で共通するものを感じるのです。

 いままでも、当然、その思いを持って議員活動に取り組んできたつもりですが、あらためて、その思いに自信を持つことができたということも、この報告を聞いての成果でした。

 報告会の終了後、外は雲が切れ、日差しが差し込んだことで、先ほどまでに降った雨が蒸発して霞となり、見通しはあまりよろしくありませんでした。でも嫌な天気が過ぎ去って良かった、良かった。



 これは、社会福祉会館の4階踊り場で撮った写真ですが、ここからの風景が好きなんですよね。ここに来るたびに窓から覗いてしまいます。

 外に出ると、晴れあがった青空に、飛行機が真っ白く浮かび上がっていることに気が付きました。

 西の空に向かって飛んでいきます。

 もう1機が東の空に見えています。北に進路をとっています。空に浮かぶ白い月を横切りました。「この瞬間を切り取りたかった」なんて思って見ていると旋回し、西に進路を取り始めました。福島県合同庁舎の駐車場に停めておいた車に到着した時にちょうど真上。



 撮影した機体の尾翼に見えるのはツルのマーク。JALの機体のようです。

 過去の経験では、大陸方向から成田空港に向かう飛行機は、いわき市上空で旋回し、南に機首を向け飛び去ります。偏西風に乗って飛行し、燃料を節約するためだと聞きました。

 今日見た飛行機は、その逆をたどっています。編成風に逆行しますが、おそらく大陸に向かって飛ぶ飛行機なのでしょう。旅の無事を祈ります。

 さて、朝の犬の散歩。日曜日なので少し遅目だったのですが、いつものように小鳥のさえずりが多くありません。

 暖かくなってきたので、あちこちに散ってしまったのでしょう。

 路上にもぐらさんがひっくり返っていました。土の中に帰れず、死んでしまったようです。

 よくモグラは陽光を浴びると死んでしまうといわれます。でもこれは間違いだと何かで読んだ記憶があります。

 モグラは結構な大食漢で、食べないと死んでしまう。「12時間食べないだけで死んでしまうといわれる」と書いてあるホームページもあるほどです。このモグラも、地上に出て、土の中に戻れず餓死してしまったのでしょうね。

 検索をかけた情報の中に、モグラが日光浴をするとか、地上で急ぐときにはぴょんぴょん飛び跳ねると書いてあったものもありました。

 見てみたいものです。

 さらに歩をすすめるとウグイスがすぐ脇の林でさえずっています。あたりをつけながら探っていると、やがて小鳥が飛び立ち、さらに奥の木に移っていく姿が見えました。

 こちらは丸見え。警戒して逃げていったので、きょうも撮影できず。

 でも、リスを撮影することができました。

 ガサゴソと音がして、愛犬が見つめる方向に目を向けると、樹の幹にリスがはり付いていました。

 チャンス。焦ってカメラをバックから取り出しますが、その間に移動していき、木の脇にある車庫の屋根に乗って見えなくなりました。

 それでも諦めずに、車庫の陰の木の枝を見ているとまだいました。そして運がよいことに、高い枝の茂みに隠れることなく、横に移動してくれました。葉っぱはまばら姿は見え続けています。

 信頼してくれたリスに感謝。









 時々うずくまっているように見えるのは、何かを食べているのか、それとも隠れたつもりでいるのか。とにかくかわいかったです。

 以前も何度かリスを見かけた場所ですが、高い木の上だったり、逆光だったり、うまく撮影はできていませんでした。

 今日のリスには本当に感謝です。

 次は、以前に一度だけ見かけたムササビが出てきてくれると良いですね。


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