きょうも暑かったですね。
真夏のように気温30度なんてことはなく、20数度程度にすぎないのに、日差しがじりじりと肌を焼く感じ。そんな中できのうに続き、植田の方と該当宣伝を行いました。
後田町、東田町、佐糠町を巡りながら、6カ所に車を停めて、演説をしました。
ある場所で話しだしたら、10m先で洗濯物を干している方がいて、目を向けながら「大きな音で失礼しますが、ご協力をお願いします」と、マイクを通じて話しかけると、了解したという様子。
最後まで話を聞いて拍手を下さり、大変、励まされる思いでした。つたない話の内容ではありますが、気持ちを汲んでもらっているようで、大変うれしく思います。
そんなこんなで、約2時間、町をめぐりました。話した内容は、昨日のブログに掲載したものと同じ内容ですが、日本共産党がなぜ福島選挙区で民進党の増子輝彦さんを応援するのか、野党共同にがんばるのか、その点をしっかり伝えるため工夫をしていかなければならない、とも思います。
午後は議会棟で、東日本大震災復興特別委員会の原子力災害分科会が開かれました。
会議のテーマは、これまで2年間の調査をまとめ、執行部への提言を作ること。この間の議論を踏まえながら、さらに修正を加え、完成を目指して議論がすすめられました。今日の意見を踏まえた修正を加えた上で、6月定例会前に1度会議を開いて、確定稿とすることを決めて散開。夕方に、いわき市文化センターで開かれた議会報告会に参加し、拝見してきました。
報告会は、昨年開いた第一回の報告会の反省点を踏まえて、報告は短めに、市民との懇談時間は長めにとることにしていました。
具体的には、開会から報告までの時間は10分程度、報告は4常任委員会がそれぞれ10分づつで、その内訳は報告7分、質疑3分、合計40分の時間を使い、残りの時間40分程度を自由な意見交換に当てることにしていました。
しかし、想定した通りにはなかなか進まない。報告に対する質疑の3分は、進め方によっては全然足りない。準備の会議では質問事項は1項目程度で、その他にあれば後半の意見交換の範囲内で行う、と考えていましたが、現実には1つの項目でも、回答に対する再質問や意見表明などがあって、報告の時間が1時間20分程かかっており、自由な意見交換の時間は、終了予定時間の延長も含めて25分程しかとれていませんでした。
終了後、参加者の中にいた知人が、「意見交換の時間が短すぎてこれじゃ何も言えないよ」と意見を言っていきました。その通りと思います。
机上のプランは、その通りに行くことはない。プランを作ることの難しさ、あらためて実感しました。う~ん、全体の時間を増やすしかないのかな・・。
参加者からは、原発事故に関して、トリチウムの海洋放出の計画が、漁業者には説明がされ、一般市民には説明の機会さえないことへの憤りと、海洋放出への不安が語られました。
実は、トリチウムは、原発事故前の通常運転時にも大量に放出されていました。
原発事故後、間もなくの新聞報道でこの事実を知ったことから、東日本大震災復興特別委員会で事故の対応状況等を東京電力から調査した際に、質問をしたことがありました。東電はこう答えました。
「事故前の放出量は海に年間2兆bq、気体(水蒸気)として2兆bq、合計4兆bqで、管理上の目標(と言ったと思うのですが)は22兆bqでした」(以下にリンクです)。
事故前に4兆bqも放出していたわけですから、東電は、この程度を放出しても問題がないと考えるわけです。彼らに言わせれば、「そういう環境でみなさんは数十年にわたって生活してきたのですよ」、ということなのですね。
それならば、それを、東電あるいは国が国民に向かってしっかり説明してよ。こんな風に求めた後に、新聞の関連記事に、トリチウムの日常的な放出の記載が続いたことがあったのですが、直接説明する機会は、知るかぎりではありませんでした。
あの時、確か国の担当者だったと思うのですが、「国が説明しても納得してもらえない」とつぶやくように発言した記憶があります。現実にはそのとおりですね。原発事故の教訓はどこ吹く風で、再稼働路線が国の規定路線として動き始めているもとでの国、あるいは東電の説明には欺瞞の空気を感じるようになるのは仕方がないことですから。
もう一つの問題もありそうです。
トリチウムの日常的な放出は、一般人にはあまり知られていないのではないか、ということです。私自身、原発事故後まで知りませんでした。
原発が稼働すると、必ずトリチウムは放出されている。この事実を知った時に国民はどんな思いを持つのでしょう。現状で原発に賛成している人でも、やめてくれよ、と思うのではないかな。影響は小さいかもしれないけれど、余計な放射性物質を環境に出さないでよ、と思うのが人情だと思うのです。
トリチウムの排出という事実の周知は、実は電力会社及び原発の再稼働路線をすすめる国にとっては、積極的に広めたくない事実なのかもしれない。そんな思いが湧いてきます。
もし、そうなら、現実に原発事故による風評被害にさらされる被災地にとってみれば、踏んだり蹴ったり。国策の原発推進にともなう最悪の原発事故からの風評被害と、原発再稼動路線という国策で風評被害を抑えられない被害、国策に二重に翻弄されているということになっているからです。とんでもないことです。
国も東電も、トリチウム放出の事実とトリチウムの人体と環境に対する影響について積極的に広めなさい、と言いたい。
さて、議会報告会が開かれた文化センターの植え込みには、毎年この花が咲きます。
花のつぼみがアポロチョコに似ていることから、初めてこの花を認識した時から、アポロチョコ、アポロチョコと頭のなかで繰り返すのですが、実はちゃんとした名前がある(当たり前か・・)。
以前調べて分かったような気がしていましたが、全然、思い出しません。ホント、記憶のどこでも名前にかすりもしない。
ツイッターに画像を流したら、調べてくださった方がいました。
「カルミア」
そうカルミアです。すっきりした。
ちなみにこの方、金平糖にも似ているのでは、と。うーん、なるほど。そう見えるかもしれません。
今日の朝の愛犬の散歩では、足元からチョウが飛び立ちました。
林の周辺などで普通に見られるというサトキマダラヒカゲというタテハチョウ科のチョウです。確かにここいらでは、毎年、普通に見かけています。
梅の実も大きなってきました。たまにここらでシジュウカラやヤマガラがさえずっているんですよね。
議会報告会に向かおうとした際、薄雲を通した今日の夕日もなかなか味わいのある風景を印象づけました。
夜の月の周りには月の周りに白い輪っかが見える月暈(これは「つきがさ」、あるいは「げつうん」と読むようだ)がかかっていました。空に薄く雲があるようです。
その月をクローズアップ。
薄雲ものせいで、クレーターをはじめ月の模様がきれいにみえなかったです。残念。
真夏のように気温30度なんてことはなく、20数度程度にすぎないのに、日差しがじりじりと肌を焼く感じ。そんな中できのうに続き、植田の方と該当宣伝を行いました。
後田町、東田町、佐糠町を巡りながら、6カ所に車を停めて、演説をしました。
ある場所で話しだしたら、10m先で洗濯物を干している方がいて、目を向けながら「大きな音で失礼しますが、ご協力をお願いします」と、マイクを通じて話しかけると、了解したという様子。
最後まで話を聞いて拍手を下さり、大変、励まされる思いでした。つたない話の内容ではありますが、気持ちを汲んでもらっているようで、大変うれしく思います。
そんなこんなで、約2時間、町をめぐりました。話した内容は、昨日のブログに掲載したものと同じ内容ですが、日本共産党がなぜ福島選挙区で民進党の増子輝彦さんを応援するのか、野党共同にがんばるのか、その点をしっかり伝えるため工夫をしていかなければならない、とも思います。
午後は議会棟で、東日本大震災復興特別委員会の原子力災害分科会が開かれました。
会議のテーマは、これまで2年間の調査をまとめ、執行部への提言を作ること。この間の議論を踏まえながら、さらに修正を加え、完成を目指して議論がすすめられました。今日の意見を踏まえた修正を加えた上で、6月定例会前に1度会議を開いて、確定稿とすることを決めて散開。夕方に、いわき市文化センターで開かれた議会報告会に参加し、拝見してきました。
報告会は、昨年開いた第一回の報告会の反省点を踏まえて、報告は短めに、市民との懇談時間は長めにとることにしていました。
具体的には、開会から報告までの時間は10分程度、報告は4常任委員会がそれぞれ10分づつで、その内訳は報告7分、質疑3分、合計40分の時間を使い、残りの時間40分程度を自由な意見交換に当てることにしていました。
しかし、想定した通りにはなかなか進まない。報告に対する質疑の3分は、進め方によっては全然足りない。準備の会議では質問事項は1項目程度で、その他にあれば後半の意見交換の範囲内で行う、と考えていましたが、現実には1つの項目でも、回答に対する再質問や意見表明などがあって、報告の時間が1時間20分程かかっており、自由な意見交換の時間は、終了予定時間の延長も含めて25分程しかとれていませんでした。
終了後、参加者の中にいた知人が、「意見交換の時間が短すぎてこれじゃ何も言えないよ」と意見を言っていきました。その通りと思います。
机上のプランは、その通りに行くことはない。プランを作ることの難しさ、あらためて実感しました。う~ん、全体の時間を増やすしかないのかな・・。
参加者からは、原発事故に関して、トリチウムの海洋放出の計画が、漁業者には説明がされ、一般市民には説明の機会さえないことへの憤りと、海洋放出への不安が語られました。
実は、トリチウムは、原発事故前の通常運転時にも大量に放出されていました。
原発事故後、間もなくの新聞報道でこの事実を知ったことから、東日本大震災復興特別委員会で事故の対応状況等を東京電力から調査した際に、質問をしたことがありました。東電はこう答えました。
「事故前の放出量は海に年間2兆bq、気体(水蒸気)として2兆bq、合計4兆bqで、管理上の目標(と言ったと思うのですが)は22兆bqでした」(以下にリンクです)。
事故前に4兆bqも放出していたわけですから、東電は、この程度を放出しても問題がないと考えるわけです。彼らに言わせれば、「そういう環境でみなさんは数十年にわたって生活してきたのですよ」、ということなのですね。
それならば、それを、東電あるいは国が国民に向かってしっかり説明してよ。こんな風に求めた後に、新聞の関連記事に、トリチウムの日常的な放出の記載が続いたことがあったのですが、直接説明する機会は、知るかぎりではありませんでした。
あの時、確か国の担当者だったと思うのですが、「国が説明しても納得してもらえない」とつぶやくように発言した記憶があります。現実にはそのとおりですね。原発事故の教訓はどこ吹く風で、再稼働路線が国の規定路線として動き始めているもとでの国、あるいは東電の説明には欺瞞の空気を感じるようになるのは仕方がないことですから。
もう一つの問題もありそうです。
トリチウムの日常的な放出は、一般人にはあまり知られていないのではないか、ということです。私自身、原発事故後まで知りませんでした。
原発が稼働すると、必ずトリチウムは放出されている。この事実を知った時に国民はどんな思いを持つのでしょう。現状で原発に賛成している人でも、やめてくれよ、と思うのではないかな。影響は小さいかもしれないけれど、余計な放射性物質を環境に出さないでよ、と思うのが人情だと思うのです。
トリチウムの排出という事実の周知は、実は電力会社及び原発の再稼働路線をすすめる国にとっては、積極的に広めたくない事実なのかもしれない。そんな思いが湧いてきます。
もし、そうなら、現実に原発事故による風評被害にさらされる被災地にとってみれば、踏んだり蹴ったり。国策の原発推進にともなう最悪の原発事故からの風評被害と、原発再稼動路線という国策で風評被害を抑えられない被害、国策に二重に翻弄されているということになっているからです。とんでもないことです。
国も東電も、トリチウム放出の事実とトリチウムの人体と環境に対する影響について積極的に広めなさい、と言いたい。
さて、議会報告会が開かれた文化センターの植え込みには、毎年この花が咲きます。
花のつぼみがアポロチョコに似ていることから、初めてこの花を認識した時から、アポロチョコ、アポロチョコと頭のなかで繰り返すのですが、実はちゃんとした名前がある(当たり前か・・)。
以前調べて分かったような気がしていましたが、全然、思い出しません。ホント、記憶のどこでも名前にかすりもしない。
ツイッターに画像を流したら、調べてくださった方がいました。
「カルミア」
そうカルミアです。すっきりした。
ちなみにこの方、金平糖にも似ているのでは、と。うーん、なるほど。そう見えるかもしれません。
今日の朝の愛犬の散歩では、足元からチョウが飛び立ちました。
林の周辺などで普通に見られるというサトキマダラヒカゲというタテハチョウ科のチョウです。確かにここいらでは、毎年、普通に見かけています。
梅の実も大きなってきました。たまにここらでシジュウカラやヤマガラがさえずっているんですよね。
議会報告会に向かおうとした際、薄雲を通した今日の夕日もなかなか味わいのある風景を印象づけました。
夜の月の周りには月の周りに白い輪っかが見える月暈(これは「つきがさ」、あるいは「げつうん」と読むようだ)がかかっていました。空に薄く雲があるようです。
その月をクローズアップ。
薄雲ものせいで、クレーターをはじめ月の模様がきれいにみえなかったです。残念。
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