伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

見返り美人のスズメ

2018年07月24日 | 
 7月18日の朝のことだった。すでに活動日誌でも紹介しているが、愛犬の散歩の帰り道に、葛が巻き付いた木の写真を撮った。



 この木、昨年はマンモスに見えていたのだが、今年は象の体に、ウサギというか、ミッキーマウスというか、そんな頭を持った不思議な動物の形に変わった。それはそれで面白いの写真に撮ったのだ。

 連写になっていたので、カメラは一生懸命にデーター書き込みをしていた。

 その時だ。数十メートル先の草むらから動物が飛び出した。その時はハクビシンと思った。


 通常、私と犬2匹がいるのだから、そこから遠ざかろうとするのが普通の行動。ところが、このハクビシン、こちらに向かってトコトコ、トコトコ、欠けてくる。

 どんどん近づく。私も、犬も、あっけにとられていた。写真を撮ろうと思ったが、データの書き込みが終わらず、シャッターを押すことができない。犬もなぜか吠えない。

 2.5メートル程に近づいた時に、犬が耐え切れずに「ワン!」と一鳴きした。そこで初めて、その動物は、私たちに気が付いたようだ。Uターンをして、飛び出してきた草むらと道路を挟んだ反対側の草むらに飛び込んだ。ザワザワと草が揺れる。走って移動していることが手に取るように分かる。

 草むらを抜けると空き地。見通しが良い。そこに飛び出し、林に向かって駆けていく。

 データの保存は終わっていた。慌ててシャッターを切ったのが次の写真。





 ブレブレでどんな動物かは分からないと思う。とにかく走り去っていくことは分かっていただけると思う。

 後で、記憶に残った顔を思い浮かべながらネットで検索をしてみた。

 のべっとした、ラクビーボールのような顔に見えた。両方のほっぺの辺りが白っぽかった。下手におしろいを塗った、間が抜けた顔に見えた。見た瞬間から、ハクビシンと思っていた。イタチよりはるかに大きく、その大きさからハクビシンと思ったのだ。でも、なんだか顔が違う。疑問符は消えなかった。

 あった。

 何とアナグマだった。ニホンアナグマというらしい。そんな動物がいること自体が発見だった。お恥ずかしながら・・。

 数日後の朝の散歩にキジに出会った。



 この写真、ピントが合っていない。がっかり。2羽の子キジが並んで立ち、遠くを見ている。雰囲気がある場面なのだ。

 すぐに姿が見えなくなった。そこで近づいて行った。ここだと思っていた田の畔にはいなかった。おそらく田んぼの中に入っていったのだろう。

 ところ歩を進めていくと、一つ先の畔に3羽の子キジがいた。その瞬間、キジも気がつき、バタバタと飛んで行ってしまった。

 残念。撮れなかった。

 引き返した先にキジがいた。



 メスの大人の羽を持ったキジに見える。しかし少し小ぶり。顔を見ると大人の記事には見える、目の周りの赤いクマがない。若いキジのようだ。先ほど飛んだ子キジかもしれない。

 休耕田のむき出しの土の上をかけていった。

 ここには以前、コチドリを撮った場所でもある。



 ウグイスは相変わらずさえずっている。この鳥はよく姿を見せる。用心深さにかけるようだ。



 ガビチョウも電線の上でさえずっていた。電線の上というのがめずらしい。



 シジュウカラが餌をついばむ。



 最後に「見返り美人」。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿