伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

新米4俵、古米3俵・・恵みの太陽がいろんな表情を見せてきた

2020年10月05日 | 
 だいたい米に虫が湧くなどということは、昔は普通にあって、虫を取り除いた後、しっかり洗って食べたものだが、昨今の衛生感覚の変化だろう、送られたコメに虫が湧いていたことから、送り返された例があるという。商品ならともかく、縁故で送ったものだというから驚きの話だ。

 いったん虫が湧いた保管庫は、来年からも虫が湧きやすいといい、新しい対策が必要になった。そこで保冷庫を導入することにしたのだ。

 倉庫に設置スペースを設けなければならず、多少棚などの設置個所を変更したが、どうも場所が悪い。再度、やり直しが必要なようだ。

 そんなこんなで、一日が終わった。豊かな実りをもたらしてくれるのも、太陽のおかげ。雨が降るための大気の循環も、太陽によっておこるし、植物の成長に必要な光合成のエネルギーも太陽光によってもたらされる。

 これらは基本的に目に見えない太陽の効能だが、美しい自然景観として直接的に効能を発揮してくれると時がある。本ブログでも時々、掲載してきたが、この間にも太陽にまつわるいろんな現象が空に浮かんだ。

 10月3日の朝。東の空に雲が浮かんでいた。よく見ると、薄っすらと彩雲が見えていた。



 雲が青や赤に薄く染まっているのが分かるだろう。愛犬の散歩を先に進め、やや時間が過ぎると、さらにはっきりした彩雲が見えるようになった。



 9月30日の朝にもささやかな彩雲が見えた。



 最近、気が付いたのだが、太陽の前に薄い雲があれば、きっと太陽周辺に彩雲は表れていると思う。ただ、太陽の強い光に覆い隠されて見えなくなっているだけのようだ。だいたい、太陽の光が付よければ、そちらの方向を見ることはないので、その点でも気が付くことはない。

 自宅に帰って見上げると、空に浮かんだ雲が太陽のところまで流れてきていた。雲の切れ端がたくさん寄り集まったようなユニークな姿、調べると巻雲と呼ばれる高層に現れる雲のようだ。

 この雲に浮かぶの彩雲というより、日光環と呼ばれる現象のようだ。太陽の近縁を虹色が丸く囲む現象だ。





 日光環は、前日の2日午後3時頃にも見えていた。



 おそらくこれも日光環でよいのだろう。



 我が家から見える西の空だ。この日の空に浮かぶのも巻雲なのだろう。

 さらに水に映った日光環。



 直接見ても、周りの赤い色は太陽の強く白い光に隠されて見えない。水の反射で減光した結果、赤色が少し見えたのだと思う。

 日光環の環が、もっと遠く離れたところにでるのがハロ(日暈)だ。9月22日の朝、愛犬の散歩の時に見た。



 雲は巻層雲かな。やはり高層に出現する雲のようだ。

 このハロの一部、太陽の両側に、虹色が焦点を結ぶのが幻日だ。



 9月30日、帰路にある時、空に浮かんだ。たまたま幻日が像を結ぶ位置に雲が流れ、見えたものと思う。

 見えていないが、太陽は右側にあり、太陽を挟んだ反対側にも、条件さえ整っていれば現実が見えているものと思う。

 以前に、太陽と幻日が一緒に見えるものを本ブログに掲載している。

 太陽は日中に活躍するだけではない。夜にも、月を照らして、満ち欠けを通じて、夜の景色を作る。

 今年の中秋の名月、十五夜は10月1日だった。忘れていて撮影せず、翌2日未明、西の空に沈みゆく満月を撮影した。





 金星なのか、火星なのか・・火星かな、も、月の近くで輝いていた。







 


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