伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

満開の夜桜/教員定数を減らす?

2016年04月11日 | いわき市
 花を散らそうと、意地悪な風が吹いた1日でした。

 時ならぬ寒気が入り込み冷え込んだ1日でもありました。会津や岩手などで雪が降ったとツイートしている人がいて、びっくりしました。

 自分の車は、スタットレスタイヤを外して10日。いわきでは降らなくてよかったとしみじみと思います。

 昨日の段階で、桜の散り始めを確認していましたが、今日の風、花はどうだったんだろう。健気に耐えてくれたのかしら・・。

 夜の内郷公民館での会議が終えて、桜を見上げるとまだ夜桜が楽しめる状態。花びらをしっかりと握りしめて、意地悪な風に耐えてくれたようです。



 ちょうど1週間前は五分咲程度。きょうは満開の夜桜を楽しむことができました。

 朝は雨模様でした。毎朝の愛犬の散歩で着ていたジャンバーも昨日でクリーニングに出そうと考えていました。

 でもだめ。

 少し冷えるので、また着込んで散歩にでかけました。

 雨も降っていましたが、それも間もなくやみ、自宅背後の空の切れ間に青空がのぞいていました。



 強い風に雲が追いやられて、あっという間に青空が広がりました。

 そんな状況をみながら出かけた日中の議員団の会議では、2週分の議員だよりの原稿を書くことになりました。

 明日はさっそくとりかからなければ・・。

きょうのツイッターで4月11日が大規模な余震の記念日だというつぶやきを見ました。この日の地震で絶望するなど、いわき市民に決定的打撃となった日だったという指摘でした。

 そうこの日、内郷小島町の共産党事務所で被災していました。

 でかい揺れに地元が心配で、事務所を出ましたが、停電のために信号機が稼働しておらず大渋滞。内郷コミュニティーセンターをすぎるまで1時間、いや1時間半かかったでしょうか。この日我が家の大谷石の塀は倒壊しました。屋根瓦も少し落ちました。けが人がでなくてよかった。そして翌日も同規模の地震。この日は近所の法面の崩落で自宅が傾いた方の室内で地震に揺られました。

 この地震で、がけ崩れによる犠牲者も発生しました。痛ましいことです。

 井戸川断層に新たに出現した断層による地震。塩ノ平断層と名付ける動きもあるよう。日本初だったでしょうか、正断層による震災を目の当たりにしたのです。ちなみにあまり注目されませんでしたが、湯ノ岳断層も大きく動いた地震でした。

 あれから5年、我が家の塀はいまだにありません。自宅の壁紙のひび割れもそのまま。被災の傷跡は残したままです。

 でも我が家はそれだけですんでいます。同じ遠野地区で、いまだに水源が枯渇し、水の確保に苦労している方々に比べれば、ましな話です。

 震災の傷跡は、まだまだ色濃く残っているのです。考え続けることが必要ですね。 

 そういえば前だって、財政に関する国の懇談会が、教員定数のあり方の見直しを国に提言した、という新聞の記事を読みましたけど、あれは変な話ですよね。

 国の将来を担う子どもたちに、生きる力をつけるためにも、学びの環境を整えることは大事です。

 残念ながらすすむ少子化の中ですが、これをチャンスに少人数学級をいっそうすすめるなど教える環境を整えることは、将来の国の希望を拓く上で大切だと思います。

 提言はこれとは全く逆の方向に政治を導こうとするもの。絶対、その方向は違いますよ。うん、そう思う。


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