震災から2年9か月がたちました。この間、災害公営住宅が次々と着工したのをはじめ、6つの震災復興土地区画整理事業のうち岩間と小浜両地区、久ノ浜地区で事業が開始されていましたが、15日には豊間・薄磯震災復興土地区画整理事業の安全祈願祭と起工式が行われ出席しました。
豊間、薄磯両地区の土地区画整理事業は、津波で被災した市街地を背後の高台を造成して移転し、その残土で海岸に高さ10mの盛土をして緑地を作り、さらにその内側も盛土で嵩上げし、そこにも市街地を形成しようというもの。
施工区域は豊間地区で56.4ha、薄磯で37.2ha。UR都市機構がいわき市から業務委託を受け、安藤ハザマ、五洋建設、西武建設、玉野総合コンサルタント、基礎地盤コンサルタンツの共同事業体(JV)が事業を受注し、2015年度までに工事を完了する計画で、今月から流出家屋の基礎撤去工事などに着手し、来年度から宅地造成や道路築造など本格的な工事に着手する予定になっています。
震災から復興し、新しく地域が蘇るのはとても喜ばしいことです。一方、家族や知人を亡くした被災地に心を残しているかもしれない方々もいるのではないかと思うと、少し複雑な思いもこみ上げます。
もしそういう方がいるなら、そうした思いにも応えることが事業が展開されることを心から願っています。被災地では震災後、時間が止まっていました。この事業の開始で、その時計が新たに動き出すことになりました。
豊間、薄磯両地区の土地区画整理事業は、津波で被災した市街地を背後の高台を造成して移転し、その残土で海岸に高さ10mの盛土をして緑地を作り、さらにその内側も盛土で嵩上げし、そこにも市街地を形成しようというもの。
施工区域は豊間地区で56.4ha、薄磯で37.2ha。UR都市機構がいわき市から業務委託を受け、安藤ハザマ、五洋建設、西武建設、玉野総合コンサルタント、基礎地盤コンサルタンツの共同事業体(JV)が事業を受注し、2015年度までに工事を完了する計画で、今月から流出家屋の基礎撤去工事などに着手し、来年度から宅地造成や道路築造など本格的な工事に着手する予定になっています。
震災から復興し、新しく地域が蘇るのはとても喜ばしいことです。一方、家族や知人を亡くした被災地に心を残しているかもしれない方々もいるのではないかと思うと、少し複雑な思いもこみ上げます。
もしそういう方がいるなら、そうした思いにも応えることが事業が展開されることを心から願っています。被災地では震災後、時間が止まっていました。この事業の開始で、その時計が新たに動き出すことになりました。
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