伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

安保法案強行許さないと2500人の福島集会に参加

2015年09月13日 | 平和・戦争
 安保法案の参議院での取り扱いで、与野党の攻防が強まる中、きょう福島市で「福島は怒ってる!戦争法案NO!福島県民大集会」が開かれ、自家用車でかけつけ参加してきました。

 集会の呼びかけ人には、大学教授や宗教者に加え、植田英一・元福島県議会議長、佐藤栄佐久・元福島県知事、渡辺孝夫・元いわき市長など、かつては自民党に席をおいた著名人も名を連ねている集会。特に渡辺元市長とは市議会で様々な論戦をした間柄。必ずしも政策的に一致したわけはないですが、集団的自衛権行使を具体化し、戦後の日本の歩みを大転換させようという戦争法案・安保法案には異議を表明したと考えると、これは参加しないわけにはいきません。

 会場の県庁前広場には2,500人が集まりました。呼びかけ人の吉原泰助・元福島大学長のあいさつに続き、大学教員、弁護士、若者、宗教者、女性団体などの代表の、「戦争法案を廃案に追い込もう」「戦争法案の採決を強行させないために行動を続けよう」という訴えに共感の拍手をおくっていました。



 このうち女性団体を代表した86歳女性は、「勤労動員で作らせられていたのが特攻兵器の回天だった。戦争に荷担させられていたことを知りがく然とした。その思いを繰り返させたくない。声をあげ続けましょう」と、自らの戦争体験を交えながら戦争法案反対を呼びかけました。戦争体験者の訴えは、自らの体験を踏まえているだけに心に重く響く感じを受けました。採決をさせず、法案を廃案に追い込むために、できるだけのことをしなければと、気持ちを新たにしました。

 また集会には、民主党、日本共産党、社民党の代表もかけつけあいさつ。廃案に全力をつくすことを訴えていました。

 集会後は、福島市内をパレード(自分的にはデモという言葉の響きがピッタリくるのですが)しました。県庁前から出発し、福島駅前を通って県庁前に変えるコースで約50分かけたパレードです。遠くから参加した地域からの行進ということで、いわき市は主催者、青年たちによる太鼓隊に続いてデモ行進。「戦争法案を廃案にしろ」などと訴えながら歩きました。



 車の中から、バスの中から、そして信号待ちの人が、手をふって行進を激励。パレード参加者も手をふりながら激励に応えていました。

 集会が終了して車をとばし、いわき市遠野町に午後6時前に到着しました。途中、小野町を中心にして雨模様でしたが、いわき市はきれいに晴れていました。遠野町では夕焼けが美しく空を飾っていました。



 テレビをつけると、集会の模様が報道されていました。

 


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