伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

木星と土星の邂逅から別離へ。西南の空に見た後、学校のあり方報告会を聴いてきた。

2020年12月22日 | 
 昨日の木星と土星の接近は、昨日のブログに写真を掲載したが、再掲するとこんな感じ。



 肉眼では一つにしか見えず、カメラのズーム機能で拡大して初めて2つの星があることを確認できた。

 しかし、今日は肉眼でも2つの星があることが分かるだけ距離を保っていた。ズームで見るとより明るく大きな木星のすぐそば、右下に、小さな光点が見えている。もしかして、木星の衛星が光っているのかもしれない。昨日の写真では左上にあるようだ。

 2つの星は今日は仲良く横に並んで輝いている。距離が離れているため、肉眼でも2つの星があることを確認できるほどだ。





 この星が次に最接近するのは60年後。私にとってはこれが終わりであろう星の奇跡的な出会いの目撃を喜びたい。

 この日朝7時頃の気温は2度程あった。地上は冷えたらしく若干霜が降りている。愛犬の散歩の終結点となるため池の水面は、冷えた日が続いたためか全面凍結していた。



 朝日に照らされる山は、今日も紅葉しているように見える。紅葉に見える広葉樹は全て落葉した裸木に違いない。

 午前の空にはちぎれた雲が流れた。積雲なのだろうか。次々と流れながら、彩雲となって空を彩る。







 ユズの枝の間から漏れる太陽光がハート型。ハートと彩雲と・・なかなか心憎い演出を偶然が見せてくれた。



 と気がつくと、彩雲に潜んでいたエイリアンが姿を現わした。



 そうか・・昨日の木星と土星の最接近という天体ショーは、宇宙から〝宇宙人〟というお客さんも連れてきていたのか。

 夜、入遠野公民館で、遠野地区の小中学校のあり方について検討している懇談会の検討部会が、上遠野小中学校に統合という方向での中間報告をとりまとめたことに関して、入遠野地区住民への報告会開かれた。入遠野地区の住民はどんな意見を持っているのか、関心があったので参加してみた。

 入遠野小中学校の卒業生の保護者の多くが、「小規模ならでは良さがある」「複式学級が自分で考える力をつける」「現状でも送迎が多く、統合するなら道路の改修も必要」など慎重な検討を求める意見を述べていた。一方、今後子どもが将来入学する保護者は「統合には前向きの考えだが、複式学級の現状を見学できる機会がほしい」とし、在校生の保護者は小規模校であるため、児童生徒の人間関係が固定化して9年間変わらない状況への危惧やたくさんの友達を作って欲しいとの希望が語られた。

 いずれにしても、遠野地区の小中学校のあり方はまだ検討途上。さて、これから検討がどう進んでいくのか。


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