伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

八潮見城の館跡で草刈り

2022年11月06日 | 遠野町・地域
 八潮見城は、石垣や井戸の跡など、館があった当時の遺構が残る。市内でも数少ない遺構らしい。先だっては上遠野中学校の生徒達の登山に付き添った。実際にその遺構を多くの方に見てほしいものだ。

 八潮見城探検隊の草刈りは梅雨明けの時期にしているが、館跡付近の草が伸びているというので、実施することにしたという。八幡神社から草刈り機等を背負った3人が20分ほどかけて山を登り館跡に到着、草刈りとともに、展望台の眺望を妨げている木の枝の伐採などを行った。9時に山を登りはじめ11時頃に下山を始めたので、作業時間はだいたい1時間30分といったところだろうか。

 それにしても山に登り始めた坂道では息が切れた。普段、深い呼吸ができていないために、いざ、身体に負荷がかかった状態になると、息が続かなくなるのだろう。一口に運動らしい運動をしていないことの証。愛犬の散歩はほとんど運動になっていないらしい。

 それはともかく、山登りと草刈り、木の伐採、なかなかの運動になったと思う。晴れた空、秋の澄んだ空気・・遠くまでよく見えた。小名浜のマリンタワー、小名浜港、常磐火力発電所の煙突などが確認できる。




 作業途中、湯本から来たという散策客たちに眺望を説明した。山のもみじの紅葉は11月の末頃だろう。そのあたりにまた登ってもらえると、きれいな紅葉の景色を見られるとおもいますよと伝えた。またの来訪を願う。



 ギンリョウソウモドキだと思う。その種をつけた姿。名前の通りギンリョウソウに似た植物だ。
 ギンリョウソウは葉緑体がないため、花から茎まで全体が真っ白な花。ギンリョウソウも同様真っ白だが、花が終った後が違う。ギンリョウソウは溶けてなくなるのに対して。ギンリョウソウモドキは枯れて種をつける。たぶん写真の先っちょが種の入った部分だと思う。

 もう少し早い時期に山に登れば、花が見られたのに。そこは残念だったな。


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