<船井幸雄.comより記事転載>
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「20世紀の常識は21世紀の非常識」
近藤洋一
“症状は療法”
以前にもこの欄で述べさせていただいたことなのですが、歯医者さんを除いて40年ほど、お医者さんのお世話にならずにやってきました。30歳のときに「薬は飲まない、検査はしない、病院には行かない」と軽い気持で思ったところ、その通りになっているのですから不思議なものです。
若いときに「症状は療法」という言葉を聞いて、熱が出る、頭が痛いなどの症状は、身体が元気を取り戻すためにやっていることで、実は治療が行われているのだということに納得していました。
外科の病気は別にして、特に内科に関係する病気は自分でつくり出している可能性が高いので、よほどのことがない限り、病院のお世話にならないでおこうと思ったのです。
8年ほど前に、風邪か何かで高熱を出し3日間寝込んでしまい、8キロほどやせるという危機がありましたが、何もせず身体にまかせていると、どうにかしのぐことができました。
特に身体が丈夫というのでもなく、結構不規則で不健康な生活をしているにもかかわらず、40年病院のお世話になっていないと言うと、よくびっくりされます。
病気に関しては早期発見・早期治療が原則なので、何かあったら病院に行ってみてもらうのが一番という現代の常識に反することをやっていることになります。
船井先生はよく、21世紀には病気はなくなると言っておられます。とするなら現代人は健康に対する考え方と行動パターンを変える必要があるように思うのです。
我田引水(がでんいんすい)になってしまいますが、体験談を述べさせていただくことにいたします。
30歳の頃、体調を悪くして病院に行ったところ、あれやこれやと散々検査をされて、帰りに袋いっぱいの薬をもらい、それを飲まざるを得ない羽目になりました。次回指定された日に病院に行くと、やはり同じことの繰り返しでした。
この間、タバコはやめろ、酒も控えろ、朝はパンにしたほうが良いなど生活指導もばっちり受けて、お医者さんの言いなりの健康的な(?)生活をしていたのでした。
お医者さんに言われたことはやはり気になるし、肝心の身体は良くなったのかというとそうでもない、かえってちょっとしたことで体のことが気になるなど気分の悪い日々を過ごしていたのでした。
さんざん検査された挙句、「あなたの身体の調子が悪いのは胃に原因がある」と宣告され、治そうとすればするほど悪くなることに気づき、目からうろこが落ちたのでした。
そこで、こんなに体のことが気になる状態こそ病気なのだと気づき、病院に行くのも薬を飲むのもやめてしまったところ、元気になってしまったのです。
今、つくづく思うことは、人の体は実にうまくできているということです。身体は全体としてひとつの大きな流れのなかにあり、どこから始まってどこで終わっているのかわかりません。水を飲まないと生きていけないのだから、人の体は口から始まるということでもありません。空気を吸わなければ生きてはいけない、だからと言って肺からスタートするわけでもありません。水を飲むにも、空気を吸うにもエネルギーが必要です。空気を吸い、水を飲むエネルギーはどこからやってくるのでしょうか?
いまの科学では分からないことだらけといってよいと思うのです。
現代医療の盲点、常識の盲点
新型インフルエンザを巡る騒動にそのことが現れているように思います。
『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』(由井寅子 ホメオパシー出版)には、現代の医療の盲点が端的に指摘されていて、興味深く読ませていただきました。
常識の盲点の一部をご紹介させていただくことにいたします。
①年に一回くらいインフルエンザにかかって体の大掃除をしておいたほうがよい。風邪というのは一種の浄化であり、本当に恐ろしいのは、タミフルや解熱剤を使って症状をとめること。死に至る可能性がある。
②恐ろしい病原体がいるというのは幻想で、本当に恐ろしいのは現代人の免疫力の低下である。免疫力を低下させるものの代表が予防接種である。1918年のスペイン風邪では、世界中で2000万人の人が死んだと言われている。このスペイン風邪の大きな謎は、筋骨隆々の若者が多く死んだのに、子どもや高齢者はあまり死んでいないことである。その理由は第一次世界大戦に参戦した若者が、強制的に予防接種されていて、免疫力が低下していたからである。
③ インフルエンザワクチンの中には卵のタンパク質や発がん性物質として知られるホルムアルデヒド、有機水銀化合物チメロサールが含まれている。また輸入ワクチンにはスクワレンが含まれている。
血液の中にダイレクトに異物を混入するのは大変危険なことだ。
④ 抗体があるということと免疫が高いということとは関係がない。免疫が高ければ、自己と非自己をしっかりと認識し、異物(非自己)が入ってきたら排除する働きを発揮するので、抗体は必要ない。
などなど、私たちが何となく信じ込んでいる常識を、新たな角度から見直す必要があることを痛感した次第です。
<転載終わり>
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この近藤氏の記事を読むと、先日以来「副島隆彦学問道場の重たい掲示板」で話題となっている現代西洋医学の矛盾と同じような内容であると感じました。
医師の作業工数単価は床屋さんと同じくらいとのことです。私が行ってる三鷹の床屋さんは、散髪には1時間くらいかかり、費用は3500円です。医師の工数単価も概ね同じくらいだそうです。
とにかく圧倒的に儲かるのは、薬をバンバン出すことだそうです。病院に行くと、飲むと飲まないにかかわらず、どっさり薬をくれますが、これこそが儲けの秘訣とのことです。
また、今治療してもらっている中野の小林歯科の先生も言ってますが、歯科医はどれだけの多くの部分を削るか、何本抜くかによって費用が決まるので、なるべく多く削り、なるべくすぐに抜くということになるそうです。そもそも昭和30年代に決めた診療報酬の基準を一切変更せずに、後生大事にしていることが根本的な矛盾と言われてました。50年も経てば、歯科医療方法も大きく進歩しましたが、報酬体系が昔のままなので、結局「大きく削る、とにかく抜く」という古代の方法が一般的となるわけだそうです。
この小林歯科医の先生は大変良心的な先生なので、ほとんど削らず、歯は抜かない方向で改善させる腕を持っておられます。薬も初回だけ痛み止めをくれましたが、その後は1度も薬は出していません。医者も、良心的なまともな医者に診てもらいたいですね。
●新時代の道しるべ
http://www.funaiyukio.com/shinjidai/index_1003.asp
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「20世紀の常識は21世紀の非常識」
近藤洋一
“症状は療法”
以前にもこの欄で述べさせていただいたことなのですが、歯医者さんを除いて40年ほど、お医者さんのお世話にならずにやってきました。30歳のときに「薬は飲まない、検査はしない、病院には行かない」と軽い気持で思ったところ、その通りになっているのですから不思議なものです。
若いときに「症状は療法」という言葉を聞いて、熱が出る、頭が痛いなどの症状は、身体が元気を取り戻すためにやっていることで、実は治療が行われているのだということに納得していました。
外科の病気は別にして、特に内科に関係する病気は自分でつくり出している可能性が高いので、よほどのことがない限り、病院のお世話にならないでおこうと思ったのです。
8年ほど前に、風邪か何かで高熱を出し3日間寝込んでしまい、8キロほどやせるという危機がありましたが、何もせず身体にまかせていると、どうにかしのぐことができました。
特に身体が丈夫というのでもなく、結構不規則で不健康な生活をしているにもかかわらず、40年病院のお世話になっていないと言うと、よくびっくりされます。
病気に関しては早期発見・早期治療が原則なので、何かあったら病院に行ってみてもらうのが一番という現代の常識に反することをやっていることになります。
船井先生はよく、21世紀には病気はなくなると言っておられます。とするなら現代人は健康に対する考え方と行動パターンを変える必要があるように思うのです。
我田引水(がでんいんすい)になってしまいますが、体験談を述べさせていただくことにいたします。
30歳の頃、体調を悪くして病院に行ったところ、あれやこれやと散々検査をされて、帰りに袋いっぱいの薬をもらい、それを飲まざるを得ない羽目になりました。次回指定された日に病院に行くと、やはり同じことの繰り返しでした。
この間、タバコはやめろ、酒も控えろ、朝はパンにしたほうが良いなど生活指導もばっちり受けて、お医者さんの言いなりの健康的な(?)生活をしていたのでした。
お医者さんに言われたことはやはり気になるし、肝心の身体は良くなったのかというとそうでもない、かえってちょっとしたことで体のことが気になるなど気分の悪い日々を過ごしていたのでした。
さんざん検査された挙句、「あなたの身体の調子が悪いのは胃に原因がある」と宣告され、治そうとすればするほど悪くなることに気づき、目からうろこが落ちたのでした。
そこで、こんなに体のことが気になる状態こそ病気なのだと気づき、病院に行くのも薬を飲むのもやめてしまったところ、元気になってしまったのです。
今、つくづく思うことは、人の体は実にうまくできているということです。身体は全体としてひとつの大きな流れのなかにあり、どこから始まってどこで終わっているのかわかりません。水を飲まないと生きていけないのだから、人の体は口から始まるということでもありません。空気を吸わなければ生きてはいけない、だからと言って肺からスタートするわけでもありません。水を飲むにも、空気を吸うにもエネルギーが必要です。空気を吸い、水を飲むエネルギーはどこからやってくるのでしょうか?
いまの科学では分からないことだらけといってよいと思うのです。
現代医療の盲点、常識の盲点
新型インフルエンザを巡る騒動にそのことが現れているように思います。
『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』(由井寅子 ホメオパシー出版)には、現代の医療の盲点が端的に指摘されていて、興味深く読ませていただきました。
常識の盲点の一部をご紹介させていただくことにいたします。
①年に一回くらいインフルエンザにかかって体の大掃除をしておいたほうがよい。風邪というのは一種の浄化であり、本当に恐ろしいのは、タミフルや解熱剤を使って症状をとめること。死に至る可能性がある。
②恐ろしい病原体がいるというのは幻想で、本当に恐ろしいのは現代人の免疫力の低下である。免疫力を低下させるものの代表が予防接種である。1918年のスペイン風邪では、世界中で2000万人の人が死んだと言われている。このスペイン風邪の大きな謎は、筋骨隆々の若者が多く死んだのに、子どもや高齢者はあまり死んでいないことである。その理由は第一次世界大戦に参戦した若者が、強制的に予防接種されていて、免疫力が低下していたからである。
③ インフルエンザワクチンの中には卵のタンパク質や発がん性物質として知られるホルムアルデヒド、有機水銀化合物チメロサールが含まれている。また輸入ワクチンにはスクワレンが含まれている。
血液の中にダイレクトに異物を混入するのは大変危険なことだ。
④ 抗体があるということと免疫が高いということとは関係がない。免疫が高ければ、自己と非自己をしっかりと認識し、異物(非自己)が入ってきたら排除する働きを発揮するので、抗体は必要ない。
などなど、私たちが何となく信じ込んでいる常識を、新たな角度から見直す必要があることを痛感した次第です。
<転載終わり>
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この近藤氏の記事を読むと、先日以来「副島隆彦学問道場の重たい掲示板」で話題となっている現代西洋医学の矛盾と同じような内容であると感じました。
医師の作業工数単価は床屋さんと同じくらいとのことです。私が行ってる三鷹の床屋さんは、散髪には1時間くらいかかり、費用は3500円です。医師の工数単価も概ね同じくらいだそうです。
とにかく圧倒的に儲かるのは、薬をバンバン出すことだそうです。病院に行くと、飲むと飲まないにかかわらず、どっさり薬をくれますが、これこそが儲けの秘訣とのことです。
また、今治療してもらっている中野の小林歯科の先生も言ってますが、歯科医はどれだけの多くの部分を削るか、何本抜くかによって費用が決まるので、なるべく多く削り、なるべくすぐに抜くということになるそうです。そもそも昭和30年代に決めた診療報酬の基準を一切変更せずに、後生大事にしていることが根本的な矛盾と言われてました。50年も経てば、歯科医療方法も大きく進歩しましたが、報酬体系が昔のままなので、結局「大きく削る、とにかく抜く」という古代の方法が一般的となるわけだそうです。
この小林歯科医の先生は大変良心的な先生なので、ほとんど削らず、歯は抜かない方向で改善させる腕を持っておられます。薬も初回だけ痛み止めをくれましたが、その後は1度も薬は出していません。医者も、良心的なまともな医者に診てもらいたいですね。
●新時代の道しるべ
http://www.funaiyukio.com/shinjidai/index_1003.asp