**************************************************************** 低体温には、まず・・・?
食生活の見直しが前提です。
ですので、食生活、並びに生活習慣の見直しを無くしていくら良 い「健康食品」を摂取したところで、基本になる食生活や生活習 慣などがしっかりしていなければ意味がありません。
漢方医学では、食べ物を「体を冷やす陰性食品」 「体を温める陽性食品」「どちらでもない間性食品」 の3つに分類されます。
・陰性食品は白くて柔らかいケーキやおまんじゅう、葉菜類、 南方の果物などが該当します。
例として 牛乳・清涼飲料水・精白砂糖・お菓子類・マヨネーズ・ 化学薬品・ケーキ類・カレー・ウリ類(スイカ・キュウリ など)・もやし・胡椒・酢・豆乳・ビール・コーヒー・ ビタミンC・唐辛子・葉菜類(レタスなど)・トマト・ 南方の果物類(バナナ・カキ・パイナップル・マンゴー・ キウイ・レモンなど)豆腐・ウイスキー・植物油など
・陽性食品は赤く黒い硬いものなので、梅干やチーズ、 根菜類などが該当します。
例として 塩・梅干・たくあん・卵・明太子・チーズ・味噌。醤油・ 肉類・魚肉類・魚介類・根菜類(ゴボウ・ニンジン・ レンコン・ヤマイモなど)ネギ・玉ネギ・ニラ・ニンニク・ ショウガ・朝鮮人参・塩辛・日本酒・焼酎のお湯割り・ ビタミンE・ご飯のコゲなど
・間性食品は主に黄色いもので、玄米や黒パン、大豆 サツマイモなどが該当します。
例として 玄米・黒パン・そば・あわ・ひえ・きび・大豆・小豆・ 納豆・カボチャ・サツマイモ・サトイモ・コンニャクなど
▼低体温と水分の関係?
「水分をたくさん摂ると新陳代謝が良くなる」という説が ありますが、実際はその逆です。
清涼飲料水をはじめコーヒーなどの水分を摂り過ぎる と体が冷え、体内の各臓器の働きが低下します。
その結果、摂取した栄養分が十分に燃焼されず、 血液が汚れることになります。
また、腎臓や大腸、皮膚、肺など、老廃物の排泄臓器 に負担をかけるため、各臓器の働きがにぶってしまい排泄 すべき水分量が減り、体内に少しずつ水分がたまって水太り を引き起こす原因にもなっているのです。
▼低体温って・・・!
体温 | 生命の状態 |
36.5℃ 健康な人間 平均体温 |
身体細胞の新陳代謝が活発で、健康な状態。 免疫力も高いので、病氣をほとんどしない状態の 体温です。 |
35.5℃ 低体温 |
自律神経失調症で排泄機能の低下や、アレルギー体質など新陳代謝がうまく働いていないので体調不良が多い状態。 |
34℃ 生死の境 |
海難救助で救出後、生命回復ができるかを判断 する体温。 自分で自分の体を自由に動かす事が不可能な 体温です。 |
33℃以下 死の入り口 |
雪山で遭難し、幻覚が出てくる体温。 死が目前の状態です。 |
「冷えは万病を呼ぶ」という言葉がありますが、体が低体温で冷えて くると体内のあらゆる代謝反応が抑制されるため、不燃物(中間代謝 産物)が残留し、血液が汚れます。
代謝が悪くなるということは、体内の水分をうまく排泄できなくなると いうことでもあります。
▼低体温と運動の関係? 昔は今と全く生活も違い、自動車、洗濯機、掃除機などの製品が普及してませんでしたので、歩いたり、洗濯したり、掃除したりも体全身を使って動いておりました。 しかし、人間は他の動物と違い、いろいろなものを発明し不便さを便利にし、豊かに生活を送る知恵を身につけてきました。 その代償に日頃何かのスポーツなどをやる以外はほとんど体をあまり動かさなくなりました。 体を動かさないでいると、体温が下がって体が冷え、低体温になっていきます。すると、食べたものをちゃんと体内で燃焼できなくなり、血が汚れていきます。 人間の体の筋肉の70%以上は腰から下にありますから、散歩やウォーキング、ジョギングなどで足腰を鍛えると良いと思います。
▼低体温とストレスの関係? 人間の体に肉体的、精神的負荷(ストレス)がかかると、それに対抗するために、副腎髄質からアドレナリン、副腎皮質からコーチゾールが分泌されます。 ・アドレナリン 血管を縮めて血行を悪くすると同時に、血液中のコレステロールや中性脂肪を増加させて血液を汚します。 また、血栓をつくるフィブリノーゲンも増やすため、脳血栓や心筋梗塞の誘因になるとされています。 ・コーチゾール 白血球の中のリンパ球を溶解して免疫力を低下させます。 怒りや悲しみ、不安、疲労、寝不足などが続くと、人は病氣にかかってしまいます。 「病は氣から」と言われるように、いつも笑顔で楽しく好きなことに熱中し、夢中になれる趣味や仕事を見つけ、ストレスを発散するように心がけることが何よりも大切ですね。
▼低体温と薬の乱用? ある時は頭痛がするから頭痛薬、またある時は胃痛、腹痛がするから胃腸薬、またまたある時は便秘だから便秘薬という方がおられませんか?これでもダメなら病院へいって診察してもらい、またまた服薬をもらう方。 客観的にみるとすごい薬の摂取量ですよね?そして最後は予防が必要ということで「健康食品」をまた摂取。 何が良くて何が悪いのかがまったく分かっていない状態です。 ほとんどの化学薬品は体を冷やします(甲状腺ホルモン剤は例外)。 例えば痛みには鎮痛剤を処方しますが「鎮痛解熱剤」といわれるように体を冷やす作用があります。 人によっては、薬を飲むと薬疹(じんましんや湿疹)や嘔吐などの副作用が出ることがありますが、これらはみな、薬で体が冷えるから低体温になる症状です。 これは、余分な水分を体外へ排泄し、体を温めようとする反応なのです。 高血圧や肝臓病、高脂血症などで化学薬品を長期間服用していると一時的には良くなっても、やがて体が冷え、血行が悪くなり、それがさまざまな病氣の下地をつくる恐れがあるとされています。 薬に頼ろうとするより、根本的に体質改善することが何よりも大切なのです。
<転載終わり>
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陰性食品が身体を冷やすというのは、先日読んだ若杉友子さんの著書にもありました。甘いケーキやまんじゅうが身体にあまり良くないとは知ってましたが、豆腐や納豆、豆乳も単体で摂り過ぎると良くないそうです。何でも摂り過ぎはよくないのですね。また、コーヒー、ビールはよく飲みますが、ほどほどならよいということだと思います。陰陽のバランスが大事とのことです。
精神的には男性性と女性性の融合が大事ですし、身体も陰陽のバランスが大事ということです。このバランスを取るのが結構たいへんです。
また、適度な運動も必要です。都会の人は電車での移動が多いですので、結構歩いたり、階段を登ったりしますから、知らぬ間に身体を動かしています。地方の人はどこに行くにも車で行く人が多いので、歩く時間はあまり多くないようです。
尚、人工的な薬というのも、身体にはダメージがあるそうです。却って身体に悪いケースがほとんどですが、わりとご高齢の方は、薬信仰の人が多いです。病院から薬をたくさん貰って、安心しています。いっそのこと、中には小麦粉か何か入れて、プラシーボ効果だけのほうがいいように思います。「毒は薬、薬は毒」と日月神示にあります。
逆に放射能はほとんどの人が、身体によくないと考えています。低量であっても身体に悪いという人は多いです。昨日、赤城の「あいのやま温泉」に皆で行きましたが、そこはラジウム温泉で有名です。「ラジウム温泉は、低量なので大変身体に良い」と大きな文字で説明が書かれていました。ひふみ農園のメンバーはあいのやま温泉の定期券を買っていますので、ほぼ毎日ラジウム温泉に入ってます。特にSさんはラジウムの鉱石のすぐ近くに、いつも浸かっています(笑)。
・低体温の対策と改善
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