ついに出ましたねえ。
本日の収穫物 タラノメ
「ちょっとだけ」のつもりだったんですけど、意外と多いです。
先ずは下ごしらえから始めます。
根元の木質部を切り落として、芽を包んでいたハカマを外します。
きれいになりました
続きがあります。
タラノメの基部に十字の切れ目を入れます
『ふろふき大根』なんかと似た発想で、目的は『熱の通りをよくすること』です。
この作業が、美味しいタラノメ料理につながります。
そんでですな、ここまできてようやく気付いたんですわ。
これ、多過ぎとちゃうか?
一食や二食どころか、3日かけても食べ切れない量です。
「揚げてから冷凍しておく?」
それもありだけど、これまでの経験から考えると別の方法も考えられる。
「いや、半分は、そのまま冷蔵しておく。」
この手の木の芽タイプは、冷蔵しておくと、かなりの日数保管することができるのだ。
多分だけど、厳しい冬を越して芽吹いたときに、『寒の戻り』に遭遇することは、少なからずあって、それを乗り越えてきたからこそ、今も栄華を誇っているんだと思うんですね。
だから、冷蔵庫に入れても、「また冬が来たか」ぐらいの感覚で休眠に入るんじゃないかな。
問題は、マタギの頭脳。
このことに気付くのは、収穫物を袋から出してみたときだったら良かったのに、ハカマを外して切れ目を入れた後に気付いた。
後悔先に立たず。
ま、この経験が次の収穫時に生かされればいいか。
半分を袋にまとめて冷蔵庫へ。
今回料理するのは、
これだけです
で、どうやって戴くかと言ったら、タラノメ料理で一番好きな食べ方です。
天ぷら、行ってみましょう。
卵黄に冷水を加えて200g
これを基準に粉類を準備。
薄力粉110g+片栗粉30g
・押すように冷水に和えていき、これで完了。一時冷蔵庫へ
・揚げ油が170℃まで温まったら、タラノメに衣を絡めます
2回目は、このぐらい
※一度に揚げる量は少なめに
※衣や素材は、揚げる直前まで冷蔵庫で冷やしておきます
※タラノメの場合、軸が太いので、あまり温度を上げずに、じっくりと火を通すことで美味しくなります
3回揚げたら、
もう十分です
本日の夕食にまぜてもらいました
今回は、ハンバーグが主菜なので、
ちょっとだけ
塩をかけて味わわせてもらいました。
これがですね、トロっとクリーミーで美味しいんだわ。
食感は、熟したアボカドに近いかな。
揚げるとアクが抜けて、ほんのりと春の風味。
いやあ、旨い!
春の山菜採り、いよいよ第二幕が開きましたね。
ワクワクは膨らむばかりです。
山の神様、これからもよろしくお願いいたします。
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