アオミズは、アカミズと違って茎の根元が赤くならない。
茎が青いからアオミズね
葉のつき方も、全体的な形状もアカミズとよく似ているし、群生するところもアカミズと似ている。
ただ、アカミズとは違う種で、ヤマトキホコリというのが本名です(アカミズはウワバミソウ)。
生息する場所も、アカミズほど広くないため、スーパーや産直などに出回ることも少ない山菜だ。
ただ、これが、アカミズ以上に美しいんだなあ。
先日、アカミズの美しさを紹介したけれど、どう違って、どう美味しいのかを紹介しようと思います。
調理の仕方は、アカミズとほぼ同じなんだけど、ちょっとだけ違うので、その辺にも触れていきたいと思います。
下ごしらえ・調理の部
・茎の上の方についた葉を、根元に向かって引いていくと皮がむけるのはアカミズと同じ
※アカミズよりも、ずっと華奢なので力を入れ過ぎると途中で折れてしまいます
葉っぱと皮を剥き終わったところ
※先端の葉っぱ3~4枚は、きれいなものをとっておいて天ぷらにするところもアカミズと同じ
・沸騰したお湯で2分ほど茹でると
鮮やかな緑色に変わります
アカミズも変わるんだけど、アカミズ以上に鮮やかで濃い色、しかも透明感があるのです。
・水にさらして粗熱を取ったら出来上がり
伝わるかな、この鮮やかな緑と透明感
生姜醤油で戴きました
アカミズには、トロミがあるんだけど、アオミズにはありません。
どこまでもシャキッとした爽やかな食感が魅力です。
前半でも書いたけど、生息量が多くないというか、繁殖力がアカミズほど強くなさそうなので、乱獲は禁物だと思っています。
でも、すごく美味しいから、年に1回ぐらい戴いてきて、ご馳走になっています。
今年も、美味しいアオミズを戴くことができて幸せです。
ご馳走様でした。
そして、山の神様、ありがとうございました。
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