3月弥生でございます。
当地では、先日降った雪が、まだだいぶ残っていて、冬の気配も感じられるのですが、明らかに違ってきたのは、日差しの強さ。
これまで、低く地平近くを移動していた太陽が高く上るようになりました。
同じ日光なのに、降り注ぐエネルギーが違います。
どういうわけか、植物よりも昆虫よりも、野鳥たちが色めき立ってきているのが分かるのです。
まあ、マタギも身体の内側から得体のしれないパワーが満ちてきて色めき立ってきているのは同じだわな。
さて、こうなると、この心のほてりを癒すためにも、保存食材の調理でしょう。
お待たせしました!
ほぼ1年間、冷凍庫で眠っていた山菜の出番です。
本日は、コゴミを解凍して戴こうと思います。
真空パックしておいたコゴミの軽塩漬けを戻しましょう
・ぬるま湯(40℃ほど)にちょっとつけると色が戻ってきます
・塩抜きも兼ねるので、取り出してそのまま浸けておきます
・解凍しているうちにゴマダレを作っておきましょう
・炒り胡麻28gに砂糖9g、出汁醤油40gを和えてみることにしました
・炒り胡麻は、自分がいいと思うまで摺って
・小鉢に残った胡麻がもったいないので
・出汁醤油で洗い落とすようにして
・摺り胡麻と合流。砂糖も混ぜて出来上がり
ちょっと興味を引かれたレシピを見つけたので、試してみます。
こちらは、梅おかかだそうです。
・梅干し(大きめ)の果肉を刻んで
・鰹節1パックと、みりん5gに白だし20gを加えて
和えてみました
コゴミの解凍も完了したので
・軽く絞って、食べやすい長さに切ります
ああ~、春だねえ!!
ここからは、好みの味付けで戴きましょう。
試食用に2種類とも準備
食べてみると、どっちも旨いんだけど、やっぱり、定番の胡麻和えの方がコゴミの旨さを引き出している感じ。
梅おかかも美味しいんだけど、主張が強すぎて、コゴミの旨みがかすんでしまってます。
これはですね、コゴミのおひたしは、いつも通り胡麻和えで戴くことにしましょう。
そんでもって、梅おかかは、直接ご飯に乗せていいんじゃない?
妻の意見では、ダイコンの千切りなんかに合いそうとのこと。 同感です。
春薫るコゴミを胡麻和えで楽しむとともに、梅おかかは、別の道を歩んでもらうことで決定ですな。
それにしても、この料理は、色めき始めたマタギの心を更にくすぐってくれるみたいです。
さあ、いよいよ動き出しますよ。
命溢れる季節のスタートです。
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