日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

インド映画「恋する輪廻」に学ぶこと

2013年11月28日 09時42分55秒 | 思うがままに
月曜日に仙台から大阪に移動し、岡山をまわり、昨夜戻りました。

今日は逗子のスタジオにCDのMIXがありますので、立会ってきます。デモテープが出来上がったものの、田原豊道先生と私が思うことと、ミュージシャンのアキラックさんの思いに温度差がわずか感じられ、それが、またこちらの大いにこだわっていることだったりするのです。

でもきっとうまくいきます。

オーム•シャーンティ•オーム「恋する輪廻」のDVDは私にとって一服の清涼剤。昨夜、付録についている特典DVDを見て、いろいろ思いました。

この映画の娯楽性、美しさ、そのストーリー。どこを取り上げても完璧。でも、そこに至るまでは想像を絶するほどの綿密な打ち合わせと、一丸となってこの一本の映画に当たる多くのスタッフの結集。

時折、「あなたたち監督を潰す気?」と、喝が入ります。少し太め(失礼)だけどチャーミングな女性監督は三つ子の子どもが生まれた時に、17歳の時に亡くした父親の生まれ変わりだと信じたそうです。だからテーマは輪廻転生。


凄腕で、厳しいけれど、慕われているファラー・カーンに私は憧憬と魅力を感じます。

削除されたシーン、NG集、どれも楽しいものですが、妥協は許されない!そして、演じる俳優をはじめスタッフが「私」という我を捨てなくては優れた作品は生まれない!という見本です。

バラバラの個が、一つの目標に向かって一つになり、素敵なハーモニーを奏でる。音がそれを如実に語ります。コーラスで抜きん出て声を張り上げ、リードしたら、もうコーラスではありません。映像の世界も同じで、自分の立場をおさえ、監督が何を求めているのか?察知することから始まるようです。(荻山貴美子)











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