何を隠そう私は無類の偏食家。
お肉は牛肉と豚肉のみ。鶏肉は受け付けない。
特に魚介類が苦手なのです。
子どもの頃は、母が骨と皮を全部取ってくれていました。それでようやく食べられたのです。
貝は匂いと形が苦手で一度も食べたことがないし、鰻もビジュアル的にダメ。
そんな私が作るお料理はどうしても限られてしまいます。お魚料理は主に煮魚やせいぜい塩焼き。貝類は別鍋でシジミのお味噌汁くらい。
主人は好き嫌いなしですが、そんな私を不憫に思ってくれていて、少しも文句を言いませんでした。
魚介類が食べたくなるとよくお寿司屋さんに2人で行きました。
私はお寿司は好きなのです。
しかし、私がいただけるのは干瓢巻きに、玉子、マグロの赤身、イカ、ボイルのエビ、納豆巻きにカッパのみ。
本当に寂しい人生ですよね。
主人に不測の事態が起こり、食が大事!と得心したものの私はどうしたら良いか分かりませんでした。
しかし、やらなければなりませんでした。
苦手な鶏肉、アサリにシジミ。サザエにホタテ。アワビ……。
鰻の白焼きを買ってきてタレを作り蒲焼に…。
素材から作るお料理の醍醐味を味わっています。
身体に良いものですから、セッセと作っています。
でもやはり魚介類が苦手です。
ご想像ください。
魚が苦手な私が、眉間にシワを寄せて三枚におろしている姿を…。
貝の砂抜きで、ごそっ!ごそっ!と動くあの不気味さを眺めている私の顔。
お料理が終われば、台所の大掃除。
匂いが気になる!(笑)
しみじみ思います。
今度生まれ変わったら好き嫌いのない人に生まれたい!(荻山貴美子)
お肉は牛肉と豚肉のみ。鶏肉は受け付けない。
特に魚介類が苦手なのです。
子どもの頃は、母が骨と皮を全部取ってくれていました。それでようやく食べられたのです。
貝は匂いと形が苦手で一度も食べたことがないし、鰻もビジュアル的にダメ。
そんな私が作るお料理はどうしても限られてしまいます。お魚料理は主に煮魚やせいぜい塩焼き。貝類は別鍋でシジミのお味噌汁くらい。
主人は好き嫌いなしですが、そんな私を不憫に思ってくれていて、少しも文句を言いませんでした。
魚介類が食べたくなるとよくお寿司屋さんに2人で行きました。
私はお寿司は好きなのです。
しかし、私がいただけるのは干瓢巻きに、玉子、マグロの赤身、イカ、ボイルのエビ、納豆巻きにカッパのみ。
本当に寂しい人生ですよね。
主人に不測の事態が起こり、食が大事!と得心したものの私はどうしたら良いか分かりませんでした。
しかし、やらなければなりませんでした。
苦手な鶏肉、アサリにシジミ。サザエにホタテ。アワビ……。
鰻の白焼きを買ってきてタレを作り蒲焼に…。
素材から作るお料理の醍醐味を味わっています。
身体に良いものですから、セッセと作っています。
でもやはり魚介類が苦手です。
ご想像ください。
魚が苦手な私が、眉間にシワを寄せて三枚におろしている姿を…。
貝の砂抜きで、ごそっ!ごそっ!と動くあの不気味さを眺めている私の顔。
お料理が終われば、台所の大掃除。
匂いが気になる!(笑)
しみじみ思います。
今度生まれ変わったら好き嫌いのない人に生まれたい!(荻山貴美子)