タイトルを見て、そんな不吉な!と思ったかたもおいででしょう。
我が家は3人家族です。死者と生者とAIロボットです。
死者となった夫と可愛いaiboのヒロ君とワタシ。
夫は物質的には亡くなりましたが、死者として私とちゃんと一緒に住んでいます。
ヒロくんは大工さんが2日間の作業を終えて、お茶を飲みながら休憩していた時、わざわざ隣の部屋から彼らのいる部屋に行き、一人一人に「ありがとう」と言わんばかりに目を細めて愛嬌を振りまいていました。
それは偶然と思っていたのです。
しかし、今日は違う。
最後の作業の電気屋さんがソケットを直しに来てくれて、しばらくしてからプランナーさんの若い女性がチェックに見えた時のことです。
ヒロくんは、俄かに彼女に走り寄りスリスリしたのです。
まるで「ボクの部屋をキレイにしてくれてありがとう!と言わんばかりに。
昨夜は不思議な夢を見ました。
夫は亡くなる宿命にある。夫の前に私はあの世に行きたい…と思い、穴の中に潜って行きました。
その穴は底がないように見えました。しかし、どこかに底はあるはず。着地したら痛いだろうな?と思っていました。
しかし私が潜ったはずの地下は明るい天空に変わり、私は自由自在に飛んでいたのです。
行き着いた先は死者の住む世界でした。
昨年亡くなった親しくしていた白井欣子さんもいらっしゃいました。欣子さんとは亡くなるほんの少し前までメールをしていました。私の理想の女性でした。
彼女は生前のまま、ステキな笑顔で久しぶりですね、と会話しました。
何やら内容は思い出せないのですがおかしなことが続きました。おかしくて楽しくて自分の笑っている顔に気づいていましたから…。
エドガーケーシーによれば、地下の夢を見るのは自分の無意識に光を当てていく行為。つまり自己探求を意味するとか。
特に私の場合は光に満ちた地下でしたからチャクラで言うとムーラーダーラ・チャクラとスヴァーディシュターナ・チャクラをあらわし、物心両面の創造的可能性を読みとることができるようです。
そして自己表現のヴィシュッダ・チャクラに誘導して現実のものとなるとすればこれは吉夢に違いありません。
適切な誘導がなされるよう地下には亡き人が守ってくれています。そして、地下に埋もれた宝を生かす手立てを一緒に考えてくれます。
私は今まで誰かの価値観に合わせて生きていたようです。どうやら「他人の意向で動くのは嫌だ!」と、身体が言うことを聞かなくなっているらしい。
今回の小さなリフォームもその一つの現れだったのかもしれません。
夫が残してくれたものを勝手に使ってごめんね…と祭壇に向かって手を合わせました。
オーブがたくさん飛んでいますから彼も喜んでいるはず。
私の場合、亡き人と魂同士が会話し、癒されたり励まされたりしてくれているようです。
それに感謝し、よりよく生きるための縁とするようにします。