「私は生まれ変わりを信じている者として、この人生ではできなくても、いつか、他の人生で、すべての人類を友情をこめて抱きしめることができる日が来るという希望を持って生きている」
インド独立の父、マハートマ・ガーンディーの残した言葉です。
なかなか難儀な課題です。
しかし、ガーンディーさんは信念の人。暗殺されましたが、亡くなる際に「へー・ラーマ(おゝ神よ)」と呟きました。
ガーンディーさんにとって『バガヴァッド・ギーター』は子守唄。
真理とアヒンサーを「神の歌」として唱え、無私の行為者として生涯を貫いた人。
しかし、たくさんの煩悩と闘ってきた人でもあります。
『バガヴァッド・ギーター』の舞台は戦場です。
ガーンディーさんにとって煩悩こそ闘い(戦場)だったのでしょう。