ありえないようなウソをつき、常人には考えられない不正を働いても、平然としている。
ウソが完全に暴かれ、衆目に晒されても、まったく恥じるそぶりさえ見せず、堂々としている。
それどころか「自分は不当に非難されている被害者」「悲劇の渦中にあるヒロイン」であるかのように振る舞う。
経歴詐称は平気。過去に語った内容とまるで違うことを平気で主張する。
矛盾を指摘されると「断じてそんなことは言っていない」と、涼しい顔で言い張る。
昨今、こういう人物が世間を賑わせています。
そうした人たちは、きっと知らないのでしょう。
彼、彼女らが、高い確率で「サイコパス」だと言うことを…
いきなりすみません。
中野信子さんの『サイコパス』からの引用です。
自己中心的な人に出会ったら、まずサイコパスを疑ってみると良いでしょう。
自分が世界の中心であると思っている人。
自分を優秀であると思っていたり、他人を見下したりする傾向にあります。
自分に自信があるが故、自慢話をします。
世間的にはとんでもない人に見えますが、こういう人が生き残る。つまり生存戦略としては有効なのだとか。
しかし、サイコパスは厄介。
この本には、私たちが、自分の身を守るための極意が書かれています。
サイコパスの正体とは…
脳内の器質のうち、他者に対する共感性や「痛み」を認識する部分のはたらきが、一般人と大きく違う人のことらしいです。
情動的障害とか…
100人にひとりはサイコパス。
典型的な人はトランプ。
世界の支配者は本当に変わりました。
日常でもこんな人に出会い戸惑い、苦しめられたりします。
人間に生まれるとは、修行に間違いないです。
何度も何度も輪廻転生を繰り返す。
「私は貝になりたい」という映画がありました。
戦犯で、絞首刑にさらされる善良な男性が最後に言います。
「もう、人間なんていやだ。こんなひどい目に会わされる人間なんて………
どうしても生まれ変わらねばならないのなら……………私は貝になりたい」
さてさて、サイコパスの続きを読むことにします。