島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

コケイラン

2015-05-17 14:05:04 | 植物
山地のやや湿った林内に生えるラン科の多年草です。
葉は普通2枚つき、そのわきから花茎を立てます。
花茎は約30cmで、先端に褐色を帯びた黄色の花を総状に多数咲かせます。
花は横向きに開きます。
ラン科の植物は人気が非常に高く、盗掘の標的にされます。
実際、雲仙には昔「エビネラン」が多数見られたそうですが、盗掘で今現在はその姿を見なくなりました。
雲仙は国立公園ということもありますが、動植物の採取は控えましょう。
人間の勝手によって希少な動植物が絶滅するのは間違っています。
コメント
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