昨日のブログで少しだけ書きましたが、モグラの仲間「ヒミズ」を紹介します。
矢岳の下見の際、小地獄から雲仙へ至る九州自然歩道で見つけました。
見つけた時にはすでにご臨終でした。
松尾先生の「長崎県のほ乳類」によると、長崎県に分布するモグラの仲間はこの「ヒミズ」と「コウベモグラ」の2種類だけだそうです。
実はすでに「コウベモグラ」は紹介済みだったりします。(2010年6月13日記事)
ここからは「コウベモグラ」との違いを比較していきます。
まず大きさですが、コウベモグラは頭胴長(とうどうちょう)15cmくらいです。
手の平かそれよりもちょっと大きい程度です。
一方、ヒミズは頭胴長9cmくらいです。
手の平に乗るくらいサイズです。
それくらいの小ささで丸っこい姿をしていたものだから、見つけたときは何かの動物の糞だと思っていました。(失礼)
外見上の特徴は尻尾にあります。
ヒミズはブラシみたいな毛が生えた、棍棒状の太くて長い尻尾をしています。
一方、コウベモグラは申し訳程度の小さな尻尾がついています。
正面から見ると、こんな感じです。
モグラの特徴である尖った鼻先は共通しています。
腹側から撮影してみました。
鋭い爪をしていますが、前肢は大きくありません。
コウベモグラに比べると、穴掘りはあまり得意ではなく、落葉や腐植土中で半地中生活をしています。
また地上に出てくる事も多く、今回みたいに死体が道路上に落ちていることもままあるそうです。
矢岳の下見の際、小地獄から雲仙へ至る九州自然歩道で見つけました。
見つけた時にはすでにご臨終でした。
松尾先生の「長崎県のほ乳類」によると、長崎県に分布するモグラの仲間はこの「ヒミズ」と「コウベモグラ」の2種類だけだそうです。
実はすでに「コウベモグラ」は紹介済みだったりします。(2010年6月13日記事)
ここからは「コウベモグラ」との違いを比較していきます。
まず大きさですが、コウベモグラは頭胴長(とうどうちょう)15cmくらいです。
手の平かそれよりもちょっと大きい程度です。
一方、ヒミズは頭胴長9cmくらいです。
手の平に乗るくらいサイズです。
それくらいの小ささで丸っこい姿をしていたものだから、見つけたときは何かの動物の糞だと思っていました。(失礼)
外見上の特徴は尻尾にあります。
ヒミズはブラシみたいな毛が生えた、棍棒状の太くて長い尻尾をしています。
一方、コウベモグラは申し訳程度の小さな尻尾がついています。
正面から見ると、こんな感じです。
モグラの特徴である尖った鼻先は共通しています。
腹側から撮影してみました。
鋭い爪をしていますが、前肢は大きくありません。
コウベモグラに比べると、穴掘りはあまり得意ではなく、落葉や腐植土中で半地中生活をしています。
また地上に出てくる事も多く、今回みたいに死体が道路上に落ちていることもままあるそうです。