島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

森山町散策番外編-堂閣観音

2016-01-15 13:00:25 | 歴史・史跡
最近、冬らしい気候になりましたね。
遠くに見える多良岳では山頂付近は雪が降っているように見えます。
再びやって来ました「森山町」。
前回見つからなかった「鳥島神社」と「堅心道固禅定門板碑」を探しに来ました。
それと、以前諌早市役所森山支所で頂いた「森山町 文化財マップ」にその他の文化財として掲載されている「堂閣観音(どうかくかんのん)」を探しに来ました。
「堂閣観音」は、地図上ではどうやら河上神社(2014年12月4日記事)の近くらしい。
今回は公園の近くの駐車場に車を置かせてもらって歩きました。

雰囲気のある社を見つけました。
どうやらコレらしい。
中を覗き込んでビックリしました!

ま、眩しい!!
黄金の聖観音様がいらっしゃいました。
帰りに森山図書館で調べましたが、貸出不可の書籍だった為、内容がうろ覚えです。
「仏像は木彫の聖観音の立像で約1m程です。
当初、西側背後の傾斜面堂閣といわれる地にありましたが、現在地に移されました。
仏像は木彫のため損傷がひどく、昭和43年7月に補修されています。
仏殿の内側には天保四年十一月に土橋貞恵が施主となって再建が行われた銘があります。
由緒記によれば、現在の仏像は3代目で、元禄十五年八月江副権右衛門等が再興したと考えられています。」
現在でも地域の住民が手入れしているのでしょうね。
社の内外が綺麗に清掃されていました。
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