昭和26年、国の天然記念物に指定されています。
オガタマノキはモクレン科オガタマノキ属の常緑高木で、本州の房総半島(千葉県)以西から四国・九州及び沖縄地方の山地に自生している暖地性の樹木です。
オガタマノキは大きなものは樹高15m、径80cmにも達すると言われていますが、小長井町のオガタマノキはそれよりはるかに大きく、樹高20m、幹周り9.1mを誇り、樹齢は1000年以上と考えられ、オガタマノキでは日本一の巨木と言われています。
葉は互生して、長さ5〜12cm、幅2〜4cmの長楕円形で先端がやや細くなっています。厚い角質で、表面は濃い緑色で光沢があり、裏面は白色を帯び2cm程の葉柄をもっています。
早春(2月下旬〜3月上旬ごろ)になると、直径3cmほどの黄白色で中央がやや赤みを帯びたガクと、花びらが6枚ずつの花を咲かせ、わずかに香りを放ちます。(とあったので臭いましたが、分かりませんでした。) 秋にはごつごつとした形の殻をもった果実が球果状に結実し、果実の裂けた部分からは赤い種子がのぞきます。この頃これを振るとシャラシャラと音がするので、神楽の舞いに使われる鈴の源は、この実ではないかという説もあります。
「オガタマ」という名前は、招霊(おぎたま)が転訛したものといわれ、神前に供えて神を招くというので、神社などによく植栽されます。現在、神事にはツバキ科のサカキ(榊)またはヒサカキが使われますが、昔サカキとして用いられたのはこの木であったと言われます。
また材質は緻密で美しい木肌であるため、建築材や家具材として重宝されてきました。この木も昔から何回も切られており、今はその切り口から伸びた枝が四方に広がって、今の親しみのある雄大な姿を見せています。更にエノキ、ムクノキなど6,7種ほどの樹が着生して、あたかも1本の木に色々な木の葉が混じっているように見えます。
オガタマノキはモクレン科オガタマノキ属の常緑高木で、本州の房総半島(千葉県)以西から四国・九州及び沖縄地方の山地に自生している暖地性の樹木です。
オガタマノキは大きなものは樹高15m、径80cmにも達すると言われていますが、小長井町のオガタマノキはそれよりはるかに大きく、樹高20m、幹周り9.1mを誇り、樹齢は1000年以上と考えられ、オガタマノキでは日本一の巨木と言われています。
葉は互生して、長さ5〜12cm、幅2〜4cmの長楕円形で先端がやや細くなっています。厚い角質で、表面は濃い緑色で光沢があり、裏面は白色を帯び2cm程の葉柄をもっています。
早春(2月下旬〜3月上旬ごろ)になると、直径3cmほどの黄白色で中央がやや赤みを帯びたガクと、花びらが6枚ずつの花を咲かせ、わずかに香りを放ちます。(とあったので臭いましたが、分かりませんでした。) 秋にはごつごつとした形の殻をもった果実が球果状に結実し、果実の裂けた部分からは赤い種子がのぞきます。この頃これを振るとシャラシャラと音がするので、神楽の舞いに使われる鈴の源は、この実ではないかという説もあります。
「オガタマ」という名前は、招霊(おぎたま)が転訛したものといわれ、神前に供えて神を招くというので、神社などによく植栽されます。現在、神事にはツバキ科のサカキ(榊)またはヒサカキが使われますが、昔サカキとして用いられたのはこの木であったと言われます。
また材質は緻密で美しい木肌であるため、建築材や家具材として重宝されてきました。この木も昔から何回も切られており、今はその切り口から伸びた枝が四方に広がって、今の親しみのある雄大な姿を見せています。更にエノキ、ムクノキなど6,7種ほどの樹が着生して、あたかも1本の木に色々な木の葉が混じっているように見えます。