少しだけ時を遡ります。
あれは8月6日、そう「夏の植物観察会」を行っていた時に見つけました。
「白い花のハマナデシコ」です。
昼食を終え、午後から海岸の植物を観察している時でした。
先生がハマナデシコの解説をしている脇で、同じ姿形をした白い花の植物が気になり、聞いてみました。
これは珍しいと先生もしきりにシャッターを切っていました。
今年の7月21日に垂木台地に咲いた「ハマナデシコ」を紹介していますが、『7~11月に茎の先に紅紫色の花が集まって咲きます。』と記載しています。
もしかすると11月まで花期なので、まだ野田浜海水浴場に咲いているかもしれません。
生物には“アルビノ”や植物には“シロバナ”という品種が生まれるものでしょうが、観察会の中で見つけるとは非常に珍しい経験でした。
あれは8月6日、そう「夏の植物観察会」を行っていた時に見つけました。
「白い花のハマナデシコ」です。
昼食を終え、午後から海岸の植物を観察している時でした。
先生がハマナデシコの解説をしている脇で、同じ姿形をした白い花の植物が気になり、聞いてみました。
これは珍しいと先生もしきりにシャッターを切っていました。
今年の7月21日に垂木台地に咲いた「ハマナデシコ」を紹介していますが、『7~11月に茎の先に紅紫色の花が集まって咲きます。』と記載しています。
もしかすると11月まで花期なので、まだ野田浜海水浴場に咲いているかもしれません。
生物には“アルビノ”や植物には“シロバナ”という品種が生まれるものでしょうが、観察会の中で見つけるとは非常に珍しい経験でした。
岩戸山シリーズが続いていますが、行ったのは7月下旬だから、もう1ヶ月半前のことです。
ここらで一区切り、ということで最後に「穴観音」をご紹介します。
岩戸山では一番の有名所ではないでしょうか。
「経塔」から分かれ道で海側に一旦下ると表紙の標識が出てきます。
少しアップダウンを繰り返した後に
狭い、岩場の縁を登っていくことになります。
この岩場に滑落防止用の鉄の鎖があります。
この鉄の鎖が、潮風を受けているのに決して「錆びない」と謂われる“加津佐七不思議”の一つだそうです。
怖いもの見たさで下を覗いてみました。
ああ~落ちたら、こら~間違いなく死ぬな。
そんな道を通って穴観音に到着します。
400年以上も前に、宣教師のフロイスはここを歩いたようです。
島原半島でキリスト教全盛の頃は、仏教徒が仏像を隠したり逃げ込んだ場所です。
逆にキリスト教が迫害を受けた時代は、キリスト教徒が逃げ込んだと謂われています。
穴の正体は、誰かが掘ったわけでなく、海食洞だそうです。
昔はこの高さまで海面があった、ということですね。
(岩戸山が110mなので、標高約70~80mくらいかな?)
ちなみに書物によっては、「洞観音」と書いて「あなかんのん」とふりがなをふっているもののありますが、調べてみると「洞」は「ほら」としか読まず、「あな」とは読まないようです。
よって、このブログでは全て「穴」で統一させてもらいました。
ここらで一区切り、ということで最後に「穴観音」をご紹介します。
岩戸山では一番の有名所ではないでしょうか。
「経塔」から分かれ道で海側に一旦下ると表紙の標識が出てきます。
少しアップダウンを繰り返した後に
狭い、岩場の縁を登っていくことになります。
この岩場に滑落防止用の鉄の鎖があります。
この鉄の鎖が、潮風を受けているのに決して「錆びない」と謂われる“加津佐七不思議”の一つだそうです。
怖いもの見たさで下を覗いてみました。
ああ~落ちたら、こら~間違いなく死ぬな。
そんな道を通って穴観音に到着します。
400年以上も前に、宣教師のフロイスはここを歩いたようです。
島原半島でキリスト教全盛の頃は、仏教徒が仏像を隠したり逃げ込んだ場所です。
逆にキリスト教が迫害を受けた時代は、キリスト教徒が逃げ込んだと謂われています。
穴の正体は、誰かが掘ったわけでなく、海食洞だそうです。
昔はこの高さまで海面があった、ということですね。
(岩戸山が110mなので、標高約70~80mくらいかな?)
ちなみに書物によっては、「洞観音」と書いて「あなかんのん」とふりがなをふっているもののありますが、調べてみると「洞」は「ほら」としか読まず、「あな」とは読まないようです。
よって、このブログでは全て「穴」で統一させてもらいました。
今日は珍しく雲仙勤務です。
夏イベントの反省会と今後のイベント予定を話し合いました。
真面目に会議していたので、そんな写真アップしても面白くありません。
そこで今、雲仙の宝原(ほうばる)園地で行われている「メェ~メェ~大作戦」のヤギ・羊を見に行きました。
ミヤマキリシマの下草をヤギ・羊に食べてもらい、草刈りの手間を省こうという実験的試みです。
いや~動物には癒されますなあ~。
本人たちは食うに夢中なんですが、その姿を見ているだけで安らげます。
羊が近くにいたので、羊毛に触れてみました。
思ったほど固くなかったです。(もっと固いものだと思っていた。)
指を差し込んでみると第二関節くらいまで埋まりました。
体温と羊毛の保温効果で熱いかと思いましたが、まあそんなこともなく、考えてみれば生き物なんだからビックリするような熱さなら倒れているよな。
涼しい雲仙で快適に暮らしているようでした。
夏イベントの反省会と今後のイベント予定を話し合いました。
真面目に会議していたので、そんな写真アップしても面白くありません。
そこで今、雲仙の宝原(ほうばる)園地で行われている「メェ~メェ~大作戦」のヤギ・羊を見に行きました。
ミヤマキリシマの下草をヤギ・羊に食べてもらい、草刈りの手間を省こうという実験的試みです。
いや~動物には癒されますなあ~。
本人たちは食うに夢中なんですが、その姿を見ているだけで安らげます。
羊が近くにいたので、羊毛に触れてみました。
思ったほど固くなかったです。(もっと固いものだと思っていた。)
指を差し込んでみると第二関節くらいまで埋まりました。
体温と羊毛の保温効果で熱いかと思いましたが、まあそんなこともなく、考えてみれば生き物なんだからビックリするような熱さなら倒れているよな。
涼しい雲仙で快適に暮らしているようでした。
絶景の眺望を楽しんでいただくために写真多めでいきます。
表紙の写真は岩戸山の座禅石側で一番高い所になります。
南には海水浴場と海につき出した島は「女島」です。
左側の山頂が平べったい山は愛宕山です。
北には岩戸山のもう1つの頂きがあります。
そちらの方が高いので、山頂というならばそちらでしょう。
同じ南でも少し西寄りの方向です。
向かいに見えるのが、「座禅石」です。
まわりに樹木もなく、そそり立った岩の上で強い海風に晒されるのは、精神修業にはもってこいだな。
(私は決してやりませんが。)
海を挟んだ向こう側に見えるのは天草です。
近いなー。
頂きには、大智禅師と首が無くなった石仏があります。
キリシタン全盛か、明治の廃仏毀釈の時にでも落とされたかな。
表紙の写真は岩戸山の座禅石側で一番高い所になります。
南には海水浴場と海につき出した島は「女島」です。
左側の山頂が平べったい山は愛宕山です。
北には岩戸山のもう1つの頂きがあります。
そちらの方が高いので、山頂というならばそちらでしょう。
同じ南でも少し西寄りの方向です。
向かいに見えるのが、「座禅石」です。
まわりに樹木もなく、そそり立った岩の上で強い海風に晒されるのは、精神修業にはもってこいだな。
(私は決してやりませんが。)
海を挟んだ向こう側に見えるのは天草です。
近いなー。
頂きには、大智禅師と首が無くなった石仏があります。
キリシタン全盛か、明治の廃仏毀釈の時にでも落とされたかな。