島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

雪山

2013-01-18 13:25:23 | Weblog
やっと冬らしい天気になりました。
昨晩から今朝にかけて降り積もった雪で、垂木台地にもうっすらと積もりました。
雪だるまを作るには全然足りない、爪の先程しかありませんが。
太陽が昇って日が照るとあっという間に溶けてしまいました。
朝からはお山にも雲がかかっていましたが、先程雲が取れ山頂が見えました。

凍りついています。
岩塊よりはアイスブロック(氷塊)と説明したほうが当たっているような・・・。
出勤してくる時に、麓の水無大橋で事故があったようで、通行止めになっていました。
橋の上でスリップしたらしく、フロント部分が凹んでいる車が見えました。
道路の凍結など危険な時期でもありますので、みなさんも運転には十分に注意して下さい。
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こんな所にジオサイト!?

2013-01-17 15:13:44 | ジオパーク
近日中のお休みは山歩きを楽しんでいます。
先日も山歩きを楽しんだ後に、久しぶりに街歩きをしてみました。
時々ひょうたん池公園に行くのですが、いつもは軽くひょうたん池のまわりを歩く程度です。
今回は公園の方まで足を伸ばしてみました。
すると初めて見るジオサイトの解説看板を見つけました。
こんな所にジオサイト解説看板があったんかい!?と新しい発見です。
解説の内容は、背後に見える眉山の崩壊面“島原大変・肥後迷惑”のお話です。
以前訪れた場所でも時間を置いて再訪すると、また新しい発見があるものですね。
・・・と、この記事を書いている最中に垂木台地では雪が降り始めました。
予報では明日まで雪が降りそうなので、明日の朝はどのような光景に変わっているか楽しみです。
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春の便り

2013-01-16 11:00:00 | Weblog
季節ものということでカテゴリーはWeblogです。
時期を逸してしまいましたが、先日(1月13日)にスミレの開花を確認しました。
沖縄では緋寒桜が咲き始めているとのことで、園内でも春を感じることができるものがないかと探していたところです。
1月に咲くなんて根性のあるスミレです。
明日、明後日の天気予報では雪になっているのですが、大丈夫でしょうか。
朝はまだ明るくなる時間は遅いですが、夕方日が落ちる時間が遅くなってきました。
帰宅時間には真っ暗になっていましたが、最近では明るいうちにセンターを出ることができます。
日照時間の変化からも植物は春の到来を感じて、花を咲かせたのかも知れませんね。
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音姫神社

2013-01-14 13:18:00 | 歴史・史跡
今朝、雲仙の温泉街には雪が積もっていました。
私が外出した時間にはまだ除雪が行われておらず、圧雪された道を少しハンドルを取られながら下ってきました。
垂木台地にもうっすらと雪が残っていましたが、午前中には溶けてしまいました。
さて、昨日の続きです。
赤岩神社へ向かう途中にも分かれ道があり、そこから音姫神社に下って行けるようになっていました。
慎重を期すなら一旦入り口まで戻るのですが、大体の位置関係が頭の中で整理出来ていたので、分かれ道を進んでみました。
5~10分ほどで音姫神社に到着しました。
地形的には林の中の谷間になります。
こちらにも社の後ろに大きな岩があります。
鳥居は新しく、昭和62年の期日が掘られています。
十分に山歩きを楽しめたので、今回はここで引き返しました。
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赤岩神社

2013-01-13 11:45:35 | 歴史・史跡
久しぶりに山歩きを楽しんできました。
雲仙から国見町へ向かう道の途中、田代原(たしろばる)への曲がり角の向かいに、目立つピンク色の大きな鳥居があります。
以前からずっと気になっていました。
あの鳥居の先には一体何があるんだろう?
鳥居に近づくと、

下って行く舗装された道が続いています。
好奇心をそそります。
暫く舗装された道を下って行くと、

上下に分れた道に行き当たりました。
この先は人が歩ける程度の山道になっていて、車は入って行けません。
左に登る道には赤岩神社の鳥居が、右に下る道には音姫神社の鳥居が建っています。
体力があるうちに登りへの道を選びましょう。(下りはいつだって行ける。)
ちょっとしたアップダウンを繰り返しながら徐々に山を登って行きます。
正月に神社の信者さんが行かれたのでしょう、草木が切り払われて道が分かりやすくなっています。
植物が盛りをむかえる春夏秋に登っていたら、きっと道に迷っていたことでしょう。
汗をかきながら15~20分ほど登った所で、目の間に急に

大きな岩とその下の隙間に作られた社が現れました。
ここが赤岩神社です。
雲仙岳は火山で出来た山体なので、あちこちに巨岩がありますが、ここにもあったのか!
雰囲気的に瑞穂町にある岩戸神社に似ている気がします。
宗教にはあまり詳しくありませんが、山岳信仰ではこのような巨岩を神様が宿るものとして祀っていたのでしょう。
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サザンカ

2013-01-12 13:29:48 | 植物
先日の雲仙勤務の時に撮影してきました。
暖地の山地に生えるツバキ科の常緑小高木「サザンカ」です。
関東地方以西の暖かい地方では、庭木や生け垣に広く利用されています。
「ツバキに似ていますが、幹や枝がずっとほっそりしていて、葉も小さい。」と図鑑には書いてありますが、一番分かりやすいのは、「ツバキは花がまるごと落ちるのに対し、サザンカは花弁が1枚1枚バラバラになって散ります。」
学名を「Sasanqua」と言い、日本語のサザンカが語源になっています。
このサザンカ、眉山には生育していますが、垂木台地では見ることが出来ません。
ある程度植生が回復した状態にならないと進入して来ないのかも知れません。
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快晴に野鳥

2013-01-10 13:23:11 | Weblog
朝から「空ってこんなに青かったっけ?」と言葉にするほど、今日は良い天気の島原半島です。
東や南からでは雪が溶けてしまった平成新山ですが、日の当たらない西や北方向にはまだ雪が残っています。
来館者から「山の上の白いのは何ですか?」と聞かれます。w
さて、園内をまわっていると小鳥の群れに遭遇しました。
いつもはシジュウカラやヤマガラ、コゲラの混群なのですが、今日は珍しくエナガとコゲラ、カワラヒワの混群でした。(もしかしたらカワラヒワは偶然一緒になったのかも知れませんが。)
混群が去った後でまだ残っている野鳥がいたので、撮影しました。

メジロです。
混群とは別にメジロだけの群れが餌を食べに来ていました。
寒い冬ももう少し、早く暖かくなって食べ物も豊富になるといいですね。
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日本ジオパーク再認定審査

2013-01-09 13:55:39 | ジオパーク
一昨日の昼頃、審査員団が長崎入りしてから、今日のお昼まで“島原半島ジオパーク”の「日本ジオパーク再認定審査」が行われていました。
昨日は午後から雲仙岳災害記念館のセミナー室で行われる「観光部門のヒアリング」のために午前中は雲仙待機となっていました。
今日も午前中雲仙待機で、雲仙お山の情報館別館の会議室で行われた講評会に出席?というよりは会場準備などの雑用を行ってきました。
表紙の写真は、昨日の雲仙岳災害記念館のヒアリングの時のものです。
今回の再認定審査は合否の判断をするものではなく、今年の夏に行われる世界ジオパークネットワークの再審査に備えての、不備な点を洗い出すことが目的でした。
審査員の方々はこれから飛行機に乗ってお帰りになりますが、数日後には厳しいチェックが入った審査結果が送られることでしょう。
それを元に夏までに改善できる点は改善し、すぐに無理な場合でもどのように対処していくのかの案を練らなければなりません。
夏まで間に合うように俄然気を抜けない日が続きます。
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思いつかない

2013-01-08 11:12:13 | Weblog
タイトルが思いつきません。
何を書きましょうか。
まず表紙の植物は「マサキ」です。
2012年2月21日に紹介済みです。
そちらの記事を読んでもらえば分かると思いますが、訳あって雲仙にいます。
明日には詳細を説明できると思います。
今日はこれにて。
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野鳥観察

2013-01-07 15:10:58 | 野鳥
今の時期は自然観察といってもなかなか難しいですね。
新しい植物が出てくるわけでもなく、昆虫も越冬中で卵か蛹、もしくは地面でじっとしているか、ですから。
こんな時期はこんな時期で別の自然観察方法もあります。
それが野鳥観察です。
丁度冬鳥が渡ってきていますし、湖沼まで出掛ければカモ類などを見ることが出来ます。
垂木台地はその特別な自然環境からあまり野鳥観察には向きません。
しかし、いないことはないので園内を回って野鳥を撮影してきました。

冬鳥のシロハラです。
こちらの姿は完全にバレています。
幹の向こう側にいるのをなんとか撮影しました。

失敗しましたが、コゲラがいました。
シジュウカラと混群を作っていました(シジュウカラは撮影できず)。

カワラヒワです。
今日は何故か良くカワラヒワと遭遇しました。
こんな野鳥たちを観察する野鳥観察会を、今年は雲仙諏訪の池ビジターセンターと共同で開催することにしました。
が、先程定員いっぱいになりました。
たくさんのお問い合わせ、申し込みのお電話 ありがとうございました。
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