アキノタムラソウ

遠目からの全体像の撮影のみで、花のアップを撮影していませんでした。
ちょっと見難いと思います、すみません。
東アジアの温帯、暖帯に広く分布するシソ科の多年草「アキノタムラソウ」です。
山野の道端や林のふちに普通に見られます。
夏から咲き始めますが、最盛期が秋なので“アキノ”と名前がついています。
シソ科植物の特徴である、茎は四角です。
「生きもの観察会」でのネタのストックも尽きてしまった。
新しいネタ探しに行かねばならないのだが、盆休みに入って忙しくなってしまった。
ただでさえ暑くて出歩きたくないのに。w

夏休みネイチャークラフト

夏休み期間中ということで、情報館ではネイチャークラフトを行っています。
表紙の写真は、この夏私が作った新作たちです。
いや～写真の右上に写っている「グルーガン」、もしくは「ホットボンド」って言うんですかね。
便利な世の中になったものです。
熱を持つので小さな子供に使わせるには注意が必要ですが、すぐに乾いて固まるので、工作には非常に便利です。
イメージさえ出来れば、色々なものが簡単に作れます。
子供たちにも好評です。
他にも葉っぱのしおりやウェルカムボード、ストーンペイントなどが出来ますので、ご来仙の折りには是非情報館をお尋ね下さい。
※ちなみに左上から、
戦車、なにかしらの動物、カニ
バッタ、亀
クマのような何か、カエル（二代目・初代は子供にあげた）、金メダル
です。
カエルは初代の奴が可愛かったなあ～。

お盆の入りは大雨

雨・・・というか嵐です。
只今、島原半島には大雨・洪水警報が発令されています。
少しでもこの激しさが伝わらないかと写真撮影をしたのですが、画像を見るとなんだか穏やかな天気に見えます。

職員専用出入り口から、正面に宮崎旅館さん。

館の正面玄関から、正面にグルーンテラス雲仙さん。

同じく正面玄関から、正面に雲仙観光協会さん。
濃霧のため、仁田峠循環道路も通行止めになっています。

シシガシラ

買ってて良かった「シダハンドブック」（文一総合出版）。
「生きもの観察会」で教えて頂いたシシガシラ科の単（1回）羽状「シシガシラ」です。
シダ植物は未勉強ですが、調べるために文一のハンドブックを買っていました。
ふさふさと広がり伸びる葉の集まりを獅子の頭に例えて、この名前がつきました。
根茎が塊状になるため、放射状の株を作ります。
シダ植物と聞いて、葉っぱの裏をめくって見ましたが、胞子らしきものは見当たりませんでした。
その点を講師の先生にお伺いすると、写真の真ん中に写っている葉っぱの細いものが「胞子葉（ほうしよう）」と呼ばれる胞子を作るための葉っぱで、両脇にある普通の葉っぱが「栄養葉（えいようよう）」と呼ばれる胞子を作らない葉っぱだそうです。
胞子葉と栄養葉、初めて知りました。

ゴムで飛ぶおもちゃ３にはならず。

少し雲の多い青空になりました。
昨日よりも朝の気温が1℃低い、23℃です。
たった1℃の差ですが、かなり大きく感じます。
さて本日、午前中に「ゴムで飛ぶおもちゃ」の3回目の工作教室を開催予定でしたが、キャンセルされました。
今夏、最大人数の受け入れ予定だっただけに肩すかしを喰らった気分です。

オオバノトンボソウ

本州から九州の丘陵や浅い山の林内に生えるラン科の多年草です。
「オオバノトンボソウ」・・・、あまり耳馴染みのない名前です。
たるき台地にあったのか、なかったのかよく分かりません。
調べてみましたが、それほど特徴の薄い植物です。
花期は6～7月で、淡緑色をしています。
表紙の写真も花を撮影しているのですが、どこに花があるのか目立ちません。
花はちょっと複雑な形をしており、この形がトンボに似ていることから名前がつきました。
白雲の池で今見られますが、探すのは苦労しそうです。

コオニユリ

連日暑い日が続いており、自然情報収集に出かける気になりません。＾＾；
雲仙と言えども、じっとしていてもじんわりと汗が滲みます。
「生きもの観察会」で収集してきた自然情報から小出しにしています。
今日は「コオニユリ」です。
もしかすると、ずいぶんと昔に掲載したことがあるかも知れません。
コオニユリは、山地の草原や湿地に生えるユリ科の多年草です。
オニユリに似ていますが、むかごはできず、花はやや小形で全体的にほっそりしています。
またオニユリはふつう結実しませんが、コオニユリはよく結実し、種を作って増えます。
今、原生沼で咲いている花を観察することが出来ます。

モウセンゴケと花

ちょっとしたお湿り（雨）が欲しい、今日この頃です。
日本各地で熱中症が頻発していますが、みなさんは大丈夫でしょうか。
先日開催の「生きもの観察会」で、ちょっと珍しいものが観察できたので、ご紹介します。
と言っても、表紙の写真は「モウセンゴケ」です。
モウセンゴケは食虫植物で、珍しいと言えば珍しいですが、雲仙の旧八万地獄で普通に見れます。
珍しいのはこっちです。

ばっちりピントが合っていますが、「モウセンゴケの花」です。
咲いている花はなかなか見れませんよ。
６～８月に花は咲くそうですが、大変小さいために見つけるのに苦労する植物です。
モウセンゴケについては2011年10月8日の記事で紹介済みです。
この時は来年の春に花を撮影する気でいましたが、結局今になってしまいました。

ヌスビトハギ（花）

うだるような暑さで、溶けちゃいそうです。
これでも雲仙なので、下界に比べれば大分マシな筈・・・。
先日の「生きもの観察会」で見つけた植物です。
草地や道端などに生えるマメ科の多年草「ヌスビトハギ」です。
秋のイメージがあるヌスビトハギですが、花は夏に咲きます。
秋に実る果実が、盗人の忍び足に似ていることから名付けられたせいでしょうか。
７～９月に淡紅色の蝶形花が細長い穂にまばらにつきます。
秋に再度、果実を掲載しましょう。

ゴムで飛ぶおもちゃ２

2回目の工作教室「ゴムで飛ぶおもちゃ」を開催しました。
今回は人数がいたことと、館2F展示室が写真展で使えなかったことにより、場所を情報館別館の会議室に移して実施しました。
まず、道具がいっぱい必要なので、道具や材料の移動が大変でした。
あらかじめ前日から準備をしていて良かったです。
会議室には冷房がなかったので、熱中症など心配していましたが、そこは標高の高い雲仙。
室内で、風が通れば涼しいものです。
私一人が汗だくになっていました。w
さて、完成したゴム銃で試し打ちです。

よーく狙いを定めて～。
足元の赤いラインは2mラインです。
ラインの外から狙ってもらいました。