イロハモミジ（花）21

21.4.12（月）　天気；曇り　気温；19℃
現時点では曇っていますが、天気予報ではこれから雨になるようです。
午前中、のぼりや立て看板を表に出していましたが、降り始める前に片付けました。

これまた目立たずにひっそりと咲いていました。
「イロハモミジ」の花です。
紅葉や翼の生えた実は有名ですが、花を初めて見る方もいらっしゃるのではないでしょうか。
あまりに目立たないので、私も見るのは２、３度目です。
山地に生え、庭などにもよく植えられているカエデ科の落葉高木です。
“モミジ”と言えば、普通このイロハモミジを指すことが多いです。
花期は４〜５月、枝先に暗赤色の小さな花が十数個ずつ垂れ下がって咲きます。
現在の図鑑では「イロハモミジ」で掲載されていますが、牧野図鑑を見ると「タカオカエデ」の名前で載っています。
「タカオカエデ」？ 初耳。
「紅葉の名所として昔から知られる京都の高雄山にちなむ。」東京の高尾山でもないのか！
「カエデ」は蛙手の意味で葉の形からきました。
イロハは７裂する葉の裂片を「いろはにほへと」と七つ数えることからつきました。
画像をよく見ると（小さくて見にくいと思いますが）、虫がくっついています。
花の蜜に寄せられて、受粉のお手伝いをするのでしょう。

森林公園のツツジ21

21.4.11（日）　天気；晴れ　気温；12.5℃
森林公園入口のツツジがほぼ満開を迎えています。
ただし、ほぼ満開はここくらいで全体的には２〜３分咲きってところです。
ただ例年に比べると、やっぱり早いです。
いつもだとゴールデンウィークくらいに見頃を迎えるのですが、まだ４月中旬ですよね。
逆算するとゴールデンウィークにはもう満開過ぎている可能性があります。
今年は暖かくなるのが早いなあ〜。

コマユミ21

21.4.9（金）　天気；晴れ　気温；15℃
園内の「コマユミ」が咲いていました。
花は小さく、葉っぱと同じ色をしているので見つけにくいです。
写真の真ん中に花が写っているのが分かりますか？
山野に生えるニシキギ科の落葉小低木です。
手持ちの図鑑では、「ニシキギ」の項目の最後の一行に名前が出てくるくらいで詳しくは書いていません。
植物で困った時は“牧野富太郎の図鑑〜！”（ドラえもん風）
別項目できちんと記載されていますが・・・、分かることは「日本名が小型のマユミの意味」って事ぐらい。
秋の赤い実と紅葉が綺麗です。

焼山登山会を開催します。

このブログでイベントの告知はしたくなかったのですが、参加者が集まっていないので背に腹はかえられません。
４月１７日（土）「焼山登山会」を開催します。
開催時間は10時から12時。
集合場所と時間は、9時30分までに平成新山ネイチャーセンター、もしくは9時50分までに焼山湧水近くの焼山登山口です。
コースは、登山口から焼山に登る往復になります。
参加費は、大人５００円、子供３００円（保険代）になります。
持ち物は、動きやすい服装・靴、飲み物、帽子、タオル、手袋、雨具、マスクなどの感染症対策などです。
お電話での事前予約となります。（TEL 0957-63-6752）
雨天時は中止になりますが、前日の天気予報にて判断し、中止の場合は電話連絡します。
江戸時代に噴火して流れ出た溶岩流である「焼山」の春の自然を観察します。
表紙の写真は、焼山にある一枚岩からの眺めです。

クマイチゴ21

21.4.8（木）　天気；曇り　気温；13℃
どんよりと曇っているというよりも薄曇りって感じです。

園内のクマイチゴが咲き始めています。
クマイチゴは、山地の日当たりの良い林の縁などに生えるバラ科の落葉低木です。
いわゆるキイチゴの仲間です。
キイチゴの「キ」は木本の「木」で、大きく成長すると本当に木みたい木質化します。
特にクマイチゴはキイチゴの中でも最も大きく、荒々しい姿をしています。
バラ科の特徴でもある棘も鋭く、この群落の中には間違っても迷い込みたくありません。
無傷ですまないことはもちろん、棘があらゆる所に引っかかって身動きが取れなくなるでしょう。

停泊の謎

21.4.7（水）　天気；晴れ　気温；15℃
先日の「花散らしの雨」あたりから北風が入ってきて寒くなりました。
下界や日中はまだ暖かいのですが、雲仙の朝晩は冷え込みます。

「新しい口之津港」からの続きですが、すぐ隣にある昔のフェリーターミナルを見ました。（表紙写真）
フェリーが１隻停泊しています。
なぜここに？
島原半島の口之津港と天草の鬼池港を結ぶ島鉄フェリーは、２隻同時にそれぞれの港から出港している筈です。
しばらく見ていても動く気配がありません。
謎はすぐに解けました。
「ああ、コロナ禍で便数を減らしているのか！」
２隻入れ違いで運行しているものを、１隻に減らして往復運行している事に気づきました。
こんなところにもコロナの影響が出ていたのか。

新しい口之津港フェリーターミナル

21.4.4（日）　天気；雨　気温；17℃
「花散らしの雨」になりました。
雲仙からの下り道、桜の花びらが散って道をピンク色に染めていました。

口之津に行ったのは表紙写真の場所に行きたかったという理由もあります。
昨年の３月にオープンした口之津港の新しいフェリーターミナルです。
むちゃくちゃ建物が大きくて、全体を入れるのにこれだけ離れなければいけませんでした。（遠っ！）
１階の左側には南島原市役所の口之津支所が入っていました。
他にもフェリー乗り場はもちろん、売店、食事処、２階には口之津歴史民俗資料館があります。
時間がなかったので今回民俗資料館は立ち寄りませんでした。
オープンしてまだ１年とあって綺麗でした。
駐車場も広かったです。
今はコロナ禍もあって県境を超える移動は自粛を求められますが、船に乗って天草まで行きたいですね。

びっくり南島原

21.4.3（土）　天気；晴れ　気温；20℃
最近、PM2.5や黄砂で白く霞んでいましたが、今日は久しぶりにすっきりと晴れています。

今後わたしがやろうとしている事のネタバレになってしまうので、あまり書きたくないのですが、それよりも驚きの方が勝ったので書きます。
あまり話を引っ張ってハードルを上げないように結論から言いますと、昨日「蚊に刺されました！」南島原の口之津町で。
４月ですよ！？ なったばかりの２日ですよ！？
まだ梅雨もゴールデンウィークも終わってないんですよ！？
蚊に刺される！？
驚きすぎて天地ひっくり返るわ！
今後の観察会の下見のために（下見の下見）、南島原市の口之津町を訪れました。
場所は確かに鬱蒼とした薄暗がりでしたが、腕にかゆみを覚えて見ると、蚊に刺されていました。
反射的に叩き潰したんですが、私から吸ったであろう血がビャッと広がりました。
昔から島原半島の中でも「南島原は暖かくなるのが早いな」とは思っていましたが、季節を１つ２つ飛ばしてくるとは・・・。
これ以上は話が長くなるのでここらで切り上げますが、いづれ半島の北と南の違いについて書きたいですね。

新年度の始まりです。

21.4.1（木）　天気；晴れ　気温；18℃
新年の始まりは「あけましておめでとう」なのに、新年度の始まりの挨拶は何だろう？
あけまして？、あけてない！あけてない！
何か定型の挨拶があっても良さそうだが・・・。
とりあえずセンターは、今年度も基本わたし一人の体制が続きます。

緊急事態宣言が明けた（ああ！これが明けたか）年度末は、県外ナンバーの車が増えて少し入館者数も戻りつつあったのだが、新年度が始まった途端ヒトが来なくなった。
昨日の長崎県の新規感染者も５名と、もしかするとリバウンドの兆候かも知れません。
今年度もコロナ禍に振り回されるのだろうか。（新年度早々暗くなってしまった。）