表記の定期総会参加のため、埼玉県秩父市に伺いました。
平成31年度の実施に向け最終段階となった森林環境税(仮称)の創設促進する会です。閣議決定はされているので、具体的な内容について林野庁計画課長である小坂善太郎 氏の報告を聞きました。これと合わせて、森林管理法も考えられていて、行政が仲立ちをして、林地として適する場と、適さない場とを区別しながら進められるそうです。不在村者24% (相続しない18%)、所有不明土地は、林地25.6% 、宅地17.4%で、境界の不明なところも多くなっている。
そこで、森林経営管理システムということを導入して、市町村が森林所有者に意向を確認し、経営管理権集積計画(経営管理実施権配分計画)の作成を進めるということでした。若桜町でもこの辺りが改善されれば、林業整備が進むと思います。
職員は、意向調査・計画策定が大変ですが、使命として頑張ってほしいと思います。
また、切った→売った→儲かったで終わるのではなく、植えた→育てたまでいって完成だと言われていました。今後の世代に引き継ぐために、大変な時ではありますが、踏ん張ってほしいと思います。
市町村の体制支援も考えられていて、地域林政アドバイザーや基金造成可能であること、先進事例も紹介していただき、とても参考になりました。
各県で導入されているところは、二重課税にならないように36年までに見直しをしていただき、取って代わるのではなく、新たにプラスする形で、林業施策を進めてほしいとお願いされました。
勇気をいただる良い会でした。