日本鉄道保存協会総会に出席しました。
先週講演いただいた米山淳一先生が事務局長をされている協会で、長年この会に出席していることは知っていました。総会なので、簡単に終わるかと思っていたら、出席者全員の自己紹介がありました。一言ということでしたが、みんながそれぞれ現状と宣伝みたいな流れになり、1時間近くかかっていました。
昼からは、シンポジウムで、「ヨコハマヘリテイジの仕事」と題して米山先生が、記念講演で「鉄道遺産をまちづくりに生かすー汽車道の魅力」と題して、ものづくり大学名誉教授の増渕文男氏の講演を聞きました。
その後、活動報告で4団体の発表を聞きました。各団体が思い思いの活動をされていて、すごいなあと思いました。様々な壁にも負けずにチャレンジされている姿には勇気をもらえます。地道な活動をしていき、仲間を増やしていく必要性を感じました。
質疑応答の時に、アスベストの処理の問題や部品のない修繕についての話題が上り、部品のない修繕では、既存の車輌などは、緩和してもらえるような法律改正をする動きが必要だと聞き、ここは政治家の仕事だなあと目を覚まされました。
あまり知らない世界ではありますが、やるべきことの見つかる有意義な会でした。