全員協議会がありました。
内容は、議会報告会の報告書から議会で話し合うべきことを抽出し、議会としての意見を協議しました。今日は、6項目について話し合いました。これまでは、一般質問や、予算に関連した事業から執行部への質疑で、各議員の考えは見えていましたが、質疑したことが議会としての考えではないと思い続けていました。詳細説明の時に、それぞれの議員の思いを含めて質問される場面があり、それはどうかと思うことも多々あり、それについて議論する場がないことに違和感を感じていました。
1つ目に、若桜鉄道の活性化では、議員の共通認識としては、若桜鉄道を存続していく。ということを確認し、各議員の提案を話し合いました。いろいろな構想があり、なるほどなと思う考えもありました。あまりにたくさん出たので、一つには絞り切れず、議長の元で整理することになりました。
2つ目に、高齢者の買い物手段で、できることは、実施業者、団体があれば、支援するという町長の答弁どおりだが、実態把握が必要ではという意見にまとまり、まずは、町内業者に調査していくということでした。
3つ目に、鳥獣害対策で、これまでの政策を継続していく。防護柵の補助も、狩猟免許の補助もよいということでした。
4つ目は、町営住宅の改修で、以前、住宅利用者のアンケートをされて、建て替えなくてもよいといった意見があったが、今はどうかということで、調査する必要があるという話になりました。耐震の関係で、建て替えなくてもよいという意見では、地震が起こった時の補償が発生するので、全部の意見を聞けないまでも、聞いてみてはということと、改修計画(マスタープランの作成)の進捗状況を確認することになりました。
5つ目に、防災対策で、各集落で防災訓練をされているところがあるが、町全体で防災訓練をしてみて、課題点を話し合う機会を設けてもいいのではないかという話になりました。
6つ目は、通学路対策で、さまざまな意見は出ましたが、一応は、小中一貫校の設立委員会で話し合われていることを尊重しつつ、その進捗状況。新たにスクールバス復活案を提示すると、すぐには難しいそうですが、後々のことを考えるとその方がよいという話になりました。
じっくり話さないといけないのですが、来年度の予算等に反映させるためには、11月末までにまとめないと考えてもらえないので、今時点の議会としての考えが出たと思います。もっと深くするために、様々な資料が必要になってくると思うので、少しずつ深めていければいいと思います。新たな議会としての動きを紹介しました。