カントリーミュージックの歌詞が載っている海外サイトを開いた途端に、警告が出てきた。画像をクリックして欲しい。
Microsoft Internet Explorerのダイアログボックスなので、即、「OK」ボタンをクリックしようとしたのだが…。少し躊躇うものがあって、その警告をキャプチャーしてみた(「ALT」+「Prt Sc」…教室のキーボード)。そして、じっくり読んだ。
注意:レジストリデータベース、システムファイルにあるエラーによってコンピュータは機能が正しくなくて、フリーズ、クラッシュの恐れもあります。
エラーを修復するとコンピュータパフォーマンスが向上してデータ損失ができなくなります。無料でコンピュータをスキャンするようにErrorSafeをインストールしますか?(推奨)
レジストリデータベース、システムファイルにあるエラーとは怖いぞぉ、と思う。しかもご丁寧に(推奨)とある。普通なら、
「行ってきます」
なのだが、しかし、この文章、どこか違和感を覚える。
- コンピュータは機能が正しくなくて…
- クラッシュの恐れもあります
- データ損失ができなくなります
Microsoftらしくない文体ではあるまいか。あの会社のメッセージは皆が苦しむほどの重い独特の表現で、こちらは少し軽そうに思える。そこで、
"ErrorSafeをインストールしますか"
で、Googleで検索をかけてみた。
「ビンゴ!」
案の定、「偽装アンチスパイウェア」であるらしい。
危ういところである。キャンセル、キャンセルで逃れたのだが、思いの外しつこぐらいに窓が出ていたなぁ。
迂闊(うかつ)になんでも受け入れるのは考えものだ。皆も注意しよう。例によって、既にインストールしてしまったという教室関係者は連絡して欲しい。外す手はある。
探しに行っていたという歌詞は、レイ・プライスが歌った、"I Won't Mention It Again"という素晴らしいバラードだ。海外サイトは気をつけたい。