昨日、松阪ケーブルのインターネットでサーバーに不具合があった模様だ。現在は普及しているが、昨日の午後から今日の午前中にかけて繋がらなくて困ったという人が相次いだ。このような場合は先ず、
- パソコンの電源を落とす
- ケーブルモデムの電源を落とす
- 10分ほど間隔を空ける
- モデムの電源をオン
- モデムのインジケータが通常の状態になるまで待つ
- パソコンの電源を入れる
この作業を初期化もしくはリセットと呼ぶ。いつも接続しているのと異なるパソコンを繋ぐ場合もリセットが必要だ。一夫制…、モデムは貞淑なのだ。マダムと読まないように。
ネットにサーバーの不調はつきものだ。数時間で解決することもあり、真珠の嫁さんとこみたいに2日ほどかかる場合もある。
サーバーはすぐ復調するのだが、ユーザが自分で初期化しないと解決しないことがある。これが問題なのだ。ユーザはトラブルがあるとすべて自分のせいにする癖がある。あの大阪のおばちゃんでさえ、
「どっかイローテしもて…。」
と、困ってるほどだ。
「設定がおかしい」
と、変更しようとするから更なるトラブルを招く。いわゆる二次被害、三次被害だ。こうなると初心者は混乱するしかない。
もっともよい解決策は、
ユーザがプロバイダに電話すること
である。多くの電話が集中すればプロバイダに反省が生まれる。ユーザにとってプロバイダーの誠意が見える時はこうした障害への対処の仕方だ。CRM(Customer Relationship Management)、いわゆる顧客関係管理がきちんと出来ていれば安心だ。そうでないと、特にケーブルテレビは行政にも責任が及ぶ。
16時現在、松阪ケーブルのトップページに「障害情報」は見当たらないし、サポート情報もない。先日のamigoのメールサーバーのトラブル、当方は見逃したが、障害情報はきちんと記載されていたばかりか、更新も頻繁だった。アイティービーは好印象だ。
不具合が解決するやいなやプロバイダーは「障害情報」を自社のトップページにアップするぐらいは造作も無いはずだ。トラブルに見舞われた当事者の多くは、(伝手を頼りに)第三者に依頼して所属する接続業者のトップページを確認してくれるよう依頼の電話を飛び交わしている。