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パソコン教室アイラブハイパークラブです。
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ヒマラヤを越える子供たち

2008-07-16 23:39:46 | 音楽

ヒマラヤを越える子供たち

 インドを愛し、年に何度かインドを訪れるヨガの講師がいる。彼女は旧友の忘れ形見である。龍村仁監督の「地球交響曲」がご縁で再会することができた。

 その彼女が、友人と共同で取り組んでいるエコロジー活動のお祭りを催すという。

「わ」らいふ祭

  • 日時:7月20日(日)20:00~
  • 場所:ともやま公園・チムニーホール
  • 映画:「ヒマラヤを越える子供たち」
  • 音楽:あやのちゃんのウクレレ弾き語り

 彼女は、先月、インド北部のダラムサラにおいてダライ・ラマ猊下に謁見したばかりである。そのブログから彼女の思いが伝わってくる。

 著しくニュース性を帯びた現実があったとしても、そこに映像がなければ、9時のニュースには載らない…、なんてことは信じられないこと。チャンネルを回せば、世界のあらゆる場所の、大げさに言えば森羅万象を目の当たりにすることができるハズだし、情報化社会の中にいて何でも知りたいと思うことをを知ることができるつもりでいた。

 なのに…。

 年端も行かぬ子供たちが6000メートルを超えるヒマラヤを越えて亡命しなければいけない現実をマスコミは伝えていただろうか。月に500人という子どもらが人目を忍び、酸素ボンベも携えず粗末な装備で過酷な山越えをしている事実をぼくに教えてくれたのはニュースではなくて、彼女からだった。遠くではなく、すぐそこにある現実。百聞は一見にしかず、謙虚に鑑賞したい。