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梅雨のひぬまという言葉は、学生のころ、暇にまかせ読み耽った山本周五郎氏から知った。
だけど、「ひぬま」ってどう書くのよ?
今はネットの時代だから、パソコンの前に座ればたちどころに分かるが、長い間疑問だった。
昔の表現には、味がある。ひぬまという語感、そのニュアンスが嬉しいと感じられるのは、歳喰ったせいだろう。年々、大事にしたいものが増える気がする。
閑話休題(それはさておき言いたいことに戻ろう)。
この時期、プリンタの紙が出てこないという事故が多い。排紙されずに束になってローラに絡まったままだ。プリンタのディスプレイにはエラーが表示され、点滅している。ことのほか心臓に悪い。こうなったらジタバタしてはいけない。二次被害を招ないためにも、深呼吸が必要だ。マニュアルを用意する。
エプソンのプリンタの取説には、
詰まった用紙の取り除き方法
というページがある。特に、
- 内部カバー部
- プリンタ背面部
- プリンタ底面部
が大事だ。ゆっくり、丁寧にを心がけたい。
というのも、ぼく自身、何度泣いたことか。すべて己の粗忽さが招いたことだが、インクが滲んで何枚も紙を無駄にしたとか、目詰まりでかすんでしまったとか、その所為で時間とコストの無駄を生じさせたからだ。
この時期、原因はすべて湿気に因るものだ。印刷する前に、紙をさばくこと。一枚一枚に空気を入れることが大切で、紙の一片を掴んで、逆の一片を垂れさがらせよう。それを数回繰り返せば大丈夫。印刷ごとの、印刷前に、がお約束だ。
最近、「純情きらり」と連続ドラマを就寝前に観ている。寄り道の理由のしゅん君から借りたDVDだ。その中に、
ジャズには人を元気にする力がある。
という名せりふがある。どんよりした季節だから気分だけは明るく保ちたいものだ。ジャズはいい気晴らしになる。
TVジャズ ON TV・CM 価格:¥ 2,000(税込) 発売日:2003-09-03 |