チーヤンから「ずんぼろ」餅をいただいた。それも山盛り、まるで湯気が立つかの熱々を…。
ずんぼろといえば、柏餅ならぬ、いばら餅のことである。この地方ならではのサルトリイバラで包んだお餅のこと。
ぼく、呑めないクチなので、甘いのは大歓迎である。と、言っても…、見るからにカロリー高めといったクリーム系はパスしたい…、できるものなら。できると思うが、できる…かな。
…。
白餡はダメで、粒餡OK、漉し餡は微妙。赤福はストライクだから、甘党だからといってセグメンテーションはきっちりで、ヤな性格。俗にいう、ぼくって、「勝手こき」。
チーヤンハというのは…。地元の建設会社をめでたく定年退職、悠々自適の生活をされてると思いきや、点字に、マジックに、お料理にと、現役の頃よりお忙しい…、才色兼備のあの方だ。
甘さを抑えた、でもしっかり粒餡の薫りがたって、絶妙だ。素朴だけど、原材料をたっぷり奢ってあるから、後立ちがよい。
こんなにもぉ!という量だが、冷凍庫に保存すれば、いつでもチンして大丈夫とのこと。
写真は、撮影用に取り置いたものだが、準備の悪さから、いささか干からてしまった。もっと瑞々しかったのは言うまでもない。
燕、通路に爆弾をまき散らしたものと違って、密かに北側のバルコニーに巣を作っていた一家族が、めでたく旅立った。在りし日の姿だ。
通路のはいつまで脅かすのだろうと呆れるしかない。今もいる。