hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

MEにはノートンインターネットセキュリティ2005を

2005-12-07 23:18:02 | 音楽
 メールを開くたび憂鬱である。実に遅いのである。一通のメールを開くのに3秒かかる。個々の郵便受け(フォルダ)に移動させようとすると10秒はかかる…。そのフォルダを開くのにさえ3秒はかかっている。何てェ、こったい!

 事の起こりは、ノートン・インターネット・セキュリティ(以下NISと略す)の期限切れからだ。バージョンが2003である。延長キーすらとっくに該当しない。過去の遺物である。そこでNIS 2006を購入することにした。ところが、setup.exeをダウンロードしてインストールしようとしたら、インストーラーは表示されるのであるが、それっきりうんともすんとも動かない。あわててシマンテック社のサポートにファクシミリを送った。

 申し遅れたが、当方のマシンのスペックは、セレロン800でメモリは384MB、OSはWindows MEである。NIS 2003ではすこぶるご機嫌だった。ノートンさんは親切で、すぐさま返信してくれた。

2006シリーズのダウンロード製品は、Windowsのバージョンが「XP」、「2000(SP3以上)」のみ、ご利用が可能となっております。
上記以外のWindows(OS)に関しましては、動作対象外となりますので、
おそれいりますが、対応製品にお買いなおして頂くよう宜しくお願い致します。

 日頃、ひと様には熟読を薦めながら慣れであろうか、読み落としていたようだ。注文の取り消しを承る旨と、さらに続けてご親切に書いてくれてある。

製品詳細ページを一番下までスクロールし、
※ノートン2006シリーズの動作環境はWindows 2000/XPのみ対応となります。Windows 98/Meをご使用の方は こちらをご覧ください。
※印の文章内の“こちら”をクリックする事で、2005シリーズの購入ページになります。

 随分下というより最も下である。読み落とすのも無理はない、と自分を慰めるしかない。

 そこで、改めてNIS 2005をダウンロードしてインストールし始めたのだが、かなり遅い、なんてもんじゃないほどノロイ。途中で張り付くことも幾たびかあり、なかなかアクティブ化までたどり着かない。3度目に自分の操作が性急なのであろうと、テンポを1/8ほど遅らせてみた。つまり「待つ」ことを心がけたのである。

 これだけで4時間、で、無事、成功した。さらに、定義情報の最新版をダウンロードと、完全スキャンが始まって、110万ほどのファイルを7時間43分36秒かけて終わらせたのであるが、これとて先週の前バージョンでの時より1時間ほど余計に時間を喰っている。だが、それだけで済まず、冒頭のごとくメールの操作がはなはだしく重いのである。

 パソコンの進化は日進月歩である。それは認める。ハードはソフトの進歩に連れ、ソフトはハードの進歩に添って進化する。しかし、しかし、昨日までサクサク動いてくれていたマシンが、まるでブレーキをかけたまま坂道をこぐ自転車の様では困る。泥沼を水蛇に終われて逃げるようなもどかしさに包まれてはとてもパソコンを楽しむどころではない。ここんとこ、マシンの調整に追われる毎日でメールのチェックどころではない。帰宅時間も遅れるばかりだ。新しいパソコンを買えということなのだろうが、ソフト一本買い換えただけで音を上げるのも業腹である。知命を過ぎてもヘタレのままの男であるが、負けじ魂がめらめらと頭をもたげている。

 自分がこれほどセッカチで短気だったのか…。しばらく影を潜めていた自分が現れて、ややもするとストレスに打ちのめされそうになる時、アリソン・クラウスを聴く。てき面にご機嫌になる。透き通ったヴォイスとベルベットのようなフィドルの響きに癒されて、我を忘れ、無心になっている。こめかみのシャープのいくつかが剥がれたようだ。


一瀉千里で師走に突入

2005-12-01 22:50:22 | 音楽
 用法を間違えているかもしれない。でも、頭に浮かぶ言葉は、
一瀉千里、一気呵成、疾風迅雷、

であり、時間が矢の如く過ぎて行くのを実感する。瞬く間に12月である。自分の立ち位置さえ定かでない、流される感じに戸惑っている。やらなければならないことがこれだけあるのに、これだけしかできないもどかしさ。あたかも

こうありたい自分とこんな自分との落差

に気づかされるのみか、ますます拡大していく感覚ににも似て、圧倒されるようだ。

いや、生来、ワシは楽天家のはずや

その思いを呼び戻し、辛うじて踏みとどまろうとしている。相撲における得意技が打っちゃりであったことを思い出したりして…。

 師走とくれば年賀状である。年賀状教室がたけなわである。もっとも気の早い御仁は10月から取り組んでみえて、

「喪中欠礼はがきを出す人よりも早いでしょうなぁ」

と、豪語しておられる。せっかちさを突っ込みたいところであるが、ぼくが抱く感慨のようなものとは当然無縁な訳だから、むしろあやかるべきなのだろう。

 さて、年賀状の準備するに際し、特筆すべきことがある。今年も町村合併が盛んに行われた。宛名の確認と修正から始めたい。近隣では度会郡が激しく変わっている。南勢町・南島町が南伊勢町に、二見町・御薗村・小俣町が伊勢市にといったように、また、松阪市、津市も変動がある。そこで、先ず郵便局のサイトに行って、「郵便番号検索」を有効に活用したい。これは年賀状の時期のみか、日常においても大変便利なサイトだと思う。あらかじめ●市町村合併が行われる住所の郵便番号一覧で三重県の分だけでも印刷しておきたい。該当部分を選択しておいて、「ファイル」メニューから「印刷」で、「選択した部分を印刷」にクリックでチェックを入れ印刷する。さらに詳細ページに飛べば無駄がない。教室で実際の作業を見ていると、一人当たり結構な時間を費やしておられる。今年の年賀状作りは、ためらうことなく先ず住所録を開くことから始められたい。備えあれば憂い無し、とぼくが言える立場ではないような気もする。

 10月からパークゴルフを始めたばかりのY氏が、なんとホールインワンという快挙をやってのけたと仰る。87mパー4のホールである。定年退職後の氏は多忙であり、釣りでは大物をしとめられるし、パチンコでは大勝ち(負けた話はされない)、ソフトボールの審判として、また、町内会の役員としても八面六臂の活躍と、悠々自適どころか超多忙なスケジュールの中でこの壮挙である。おめでとうの言葉よりも先に、

「厄落としせなぁ。で、皆に振舞いましょうよ」

とのぼくの囁きはいささか邪念が入っているようである。氏にとっては人生最良の年ではなかろうか。去年の今ごろ、ぼくたち二人の共通項、「近鉄バッファローズが消滅」という大事件に打ちひしがれておったのに…。

 隣のシェフから「エンヤ」を借りてきて、日がな一日BGMに流している。それだけ、アマランタインが印象的だったということか。エンヤ通のシェフお薦めは、ウォーターマークで、教室では学習効果が高いように思える。