hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

清崎博油彩画個展

2006-05-05 21:53:25 | アート・文化

Kiyosaki_1  畏れ多くも…と、まさに恐れを知らず申し上げるが、当教室の生徒第1号は清崎博画伯である。安乗文楽をテーマにした油彩画を描き続けられ、数々の賞を受賞されておられるのは既に皆様ご承知のとおり。その先生のご紹介を申し上げようとすれば、「うーん」と考え込まざるを得ない。教育者としてのみならず多方面でご活躍され、「多芸多才」とはまさに先生のためにある言葉。何時キャンバスに向かわれるのだろうと疑問に思うほどご多忙な日々を過ごしておみえだ。

 教室とのご縁は小学校の校長先生の時で、その頃から公民館の講師などをお引き受けになるなど、きわめてタイトなスケージュールだった。それでも温厚なお顔に笑顔をたやさず、ゆとりのご様子。退職後は幼稚園の園長先生、そして三重大学の講師と、目まぐるしい肩書きの変化に戸惑ったことを覚えている。

 特筆すべきは、活動は絵画の世界ばかりではない。教室の皆さんには、手品の名手として、教室の食事会などで披露していただいているが、実はこの世界でも全国レベルのコンクールで優勝なさるほどの腕前。むしろ正しく言うとプロなのである。このことはあまり知られていないのではなかろうか。絵画教室とは別に、奇術のお弟子さんだって数多く抱えておられる。まるで007のような完全装備のマイカーにはいつも大きなバッグが忍んでいる。頭の中には絵の構想ばかりでなく、手品の新ネタづくりについての創意が片時も離れない。

 その先生、汎具象美術協会展(京都美術館)において油彩画「希望」が文部科学大臣賞を受賞された。また時期を同じくして、内閣府よりエイジレスライフ受章とおめでたいことが重なった。それを記念して個展が磯部町の「清崎博文楽アトリエ」で開催される。

 日時は、5月12日(金)~28日(日)、午前10時~午後6時。会場は磯部町の「清崎博文楽アトリエ」。会場へのアクセスについてはここをクリック

 アトリエの南は伊雑浦に面し、快い初夏の風が満喫できる。ゆっくりと時間をとって先生が描かれる文楽人形の世界をゆったりと楽しんでいただきたい。

清崎博文楽アトリエのHPはこちら


ゴッドファーザーのテーマ

2006-05-02 22:40:07 | 音楽

Godiva ベルギーとオランダを旅され、戻られたばかりのM夫人がお土産を届けてくださった。好物の珈琲とチョコレート…、嬉しい。

 ところが居合わせた生徒さんの方がさすが感度は高い!

「GODIVAじゃないですかぁ!」
「…?」
「GUYLIANですよぉ!」
「…(^^ゞ」

 知る人ぞ知る、有名かつ高級なブランドであるそうな。

 つまり、いわゆる

カフェゴディバ、キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!!!
ギリアン、
キダ(゜∀゜)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゜∀゜)⌒Y !!!

状態なのである。電車男か、まったく…。ぼく、つくづく貧乏人だ。

その置き場所は神棚こそふさわしい。

 オランダといえば水車とチューリップ、ベルギーといえばフランダースの犬しか知らない己を恥じるしかない。

 それでも、デイヴィッド・リスの「珈琲相場師」を読み、あまりの面白さに没頭したのはそう遠くない過去のこと。1600年代半ば、商業の中心として繁栄するアムステルダムを舞台に繰り広げられる駆け引きと謀略の物語は、伏線が巧みで、緻密な背景描写も相まって物知らずのぼくの目を開かせてくれたものだ。また、東秀紀氏の「陽が開くとき―幕末オランダ留学生伝」に感銘を受けたのも今年になってからのこと。夫人の洋行先とこれらがすぐさま一致しないところに鈍化しつつある自分の感性を嘆くのである。

「ゴールデン・ウィークいっぱいはチューリップが楽しめます」

との夫人の遠いまなざしはまだ心は彼の地にあるようで羨ましい。そして、連休前に旅行を片付けてしまう夫人の深慮に瞠目するばかり。見習わなければ…。

 連休中、「ゴッドファーザーDVDコレクション」全3巻のDVDを見直そうと借りてきた。美しい主題歌が耳から離れない。