
平塚七夕まつりを見た午後は辻堂、鵠沼、片瀬西浜、東浜と海岸を歩いてきた。

まず藤沢市からちょっと茅ヶ崎市に入った海岸近くにある海浜自然生態園に行った。
箱根駅伝で藤沢市内を走ってきた選手が海岸沿いの国道134号に入ってくるあたりだ。
ここは藤沢土木事務所の施設で砂防林と海岸の環境を模して造られている。
砂地に海浜性の植物が何種類も植えられていて木道から見ることができる。
海浜性の植物にはハマ~という名前のも多いが、今日はそのうち木の花を取り上げる。

ハマボウ(アオイ科)
ハマボウはムクゲやアオイに似た黄色い花で浜朴とか黄槿と書いたりする。
朴の木はモクレン科の木なので、ちょっと違和感もある。

低いところで一面に広がっていたのはハマゴウ(クマツヅラ科)で、これも木本だ。

ハマゴウとハマボウでは名前が紛らわしい。
さらにハマゴウは浜を這うように広がるので、
ハマハウからハマホウとかハマボウとも呼ばれ猶更のように紛らわしい。

最後に花の時期が終わって赤い実がいっぱいなっていたのはハマナス。

ハマナス(バラ科)
いかにもバラ科らしいハマナスの実は大きさ3cmほどもあった。
ハマナシ(浜梨)が訛ってハマナスという名前らしいが、梨とは似ていないような・・?