
四季の森公園では広い範囲でキンランが見られる。
近所の瀬谷市民の森より数は多そうだ。

この花を見ると、いよいよ初夏だなあと思う。

中には12株も固まってキンランの花束みたいなのもあった。

キンランよりうんと数が少ないけれどササバギンランも咲いていた。

ササのような長い葉が花より上の方まで伸びている。
それでもキンランより背が低い。

ギンランは花茎の高さはササバギンランと似たようなものだが、葉が短いので全体として小さく見える。

公園内のスミレの谷と呼ばれる場所には、何やら放射状になっている花や実があった。
瀬谷市民の森でもキンランやギンランと同じ頃に見られるヤブニンジン(セリ科)だ。

花序の中心あたりにあるのが雄花で、周囲にある雌花は既に実になりはじめている。
キンランに比べると目立たないので多くの人は見過ごしていると思うが、なかなか面白い花だ。