あぜ道でオランダミミナグサやオオイヌノフグリなどをぼんやり眺めていると、
なにやら赤いものが気になった。
赤というよりオレンジ色といった方が良いかも知れないが3~4mmの小さい虫だ。
初めて見たもので、調べるのに少し手こずったが ミツバウツギフクレアブラムシ らしい。
名前からするとミツバウツギの木で多く見られるのだろうか。
アブラムシは無翅胎生雌虫が単性生殖で増殖するが春には有翅虫が現れることがあるそうだ。
お尻の両脇に角状管があって、そこから警報フェロモンを出すらしい。
白っぽく光っているのがそれであろうか。
大きな木の窪みにいた真っ赤なやつ。
ヨコヅナサシガメが脱皮したばかりのようだ。そばに脱皮殻がある。
脱皮してすぐ、外骨格が固まるまでは赤い。
少し離れた所に時間がたって赤くなくなったヨコヅナサシガメもいた。
やはり傍に脱皮殻がある。