
海岸近くの植物には、先日のハマカンゾウのようにハマ~という名前が付いているのが多い。

バス亭から三ツ石海岸に降りていく途中にはハマユウが咲いていた。

ハマユウは背が高く花も大きいが草本の仲間で、房総より北では見られないそうだ。

砂地を這うように広がって、少し立ち上がった枝に薄紫の花が咲いていた。

シソ科らしい花で背は低いがこちらは木本なのだ。

砂浜より岩場で見られたのはハマボッス。
初夏ぐらいが花期らしく、今はほとんどが実になっていた。

少し残っていたのはサクラソウ科らしい小さな白い花であった。

トップの写真で白い花序が写っていたのはボタンボウフウ。
セリ科なのでシシウドなどと似たような花だ。

おっと、これはボタンボウフウで、ハマ~という名前ではなかった。
ハマボウフウは砂地に這うように咲く同じくセリ科の花だが今回は見なかった。
ボタンボウフウとは葉の形も違う。