
真鶴・三ツ石海岸で花などを見た後はバスに乗らず、クスノキやアカマツなどを見ながら、
中川一政美術館のあたりを通って琴ヶ浜まで約1時間かけて下りた。
琴ヶ浜・・・昔そういう名前の相撲取りがいた。けっこう強かったのを覚えている。

ここは三ツ石海岸ほどの岩場ではなく、波も静かなので水遊びの人が多い。

潮だまりに魚がいないかと探したが、見つからない。

代わりに岩場には海藻やフジツボなど磯の自然が見られた。

岩の裂け目や窪みには貝などがいっぱい。満潮時には海水に覆われる場所だ。

いっぱい見える蟹の爪みたいのは貝ではなくて、カメノテ・・亀の手と呼ばれる甲殻類だ。
ゴミ処理などで手間はかかるが食べられるそうだ。

カメノテたちの真中にいたのはヒザラガイ。名前に反して貝の仲間ではない。
ダンゴムシみたいな殻で覆われているが、上手く調理すれば食べられるらしい。

バスが来る時間でないので、さらに歩き進むと採石場があった。
真鶴は箱根につながる溶岩グループの爆発で出来たそうで、安山岩の産地になっている。

真鶴の石は江戸城の石垣として大量に使われたそうだ。

さらに漁港・マリーナを通り過ぎると魚座というのがあった。
魚座は真鶴町営施設で、1階が魚市場そして2階はレストランになっている
ちょうど時間が良かったので真鶴駅までのバスに乗った。