近所の遊水地近くのフェンスで広い範囲に大きな葉が蔓延している中に花が咲いていた。
クズ(マメ科)だ。総状花序の下の方から咲いていく。
クズやフジ等が好きなウラギンシジミとかコミスジとかが来ないかと待ったが残念だった。
クズの蔓や葉の広がり方は尋常でなく、カラスウリの実も隠されてしまう。
下の方のフェンスは軽く越えて、斜面とその上のフェンスまで覆い尽くしている。
全く旺盛なものだ。蔓が延びると書いて蔓延る・・・まさしくその通りだ。
マメの実も出来はじめていた。
この実から葛粉が採れるといいのだが、デンプンは根っこに溜まっている。
花を見ていると茎の方にカマキリがいた。
目立たないようにしているが、こちらの気配を感じて動き出した。
ハラビロカマキリの幼虫かな。
そんなに見つめなくても・・何もしないから。