上瀬谷の田んぼあたり。まだ田植えの時期には少し早いだろうか。
昔だったらレンゲの花が見られたかもしれないが、
今は緑の草や黄色い花が広がっている。
黄色いのはオオジシバリの花だ。
ヘラのような葉の間から20cmほどの花茎を伸ばし数個の花をつけている。
その数個が一緒に咲くのではなくずれがあるようで、蕾や花や花後が混じっている。
2cmちょっとの頭花は20個ほどの舌状花で構成されている。
畦の斜面にはオオジシバリより背の高い黄色い花が群れていた。
根生葉から複数の花茎が立ち上がって、一つの茎に複数の頭花がついている。ブタナだ。
頭花の大きさも舌状花の数の多さもタンポポによく似ている。
タンポポは一つの花茎に一つの花しかつかないのが相違点だ。
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