横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

実のつきかた

2017-06-20 06:46:16 | 日記



鎌倉中央公園でしばらく前に咲いていたハクウンボク(エゴノキ科)が実のっていた。






ハクウンボクはエゴノキの仲間だけれど実の付き方が少し違う。
エゴノキは果柄が長く実がぶら下がっている感じだけれど、
ハクウンボクのほうは果序の軸に短い果柄の実がいくつもついている。






こちらはまた果柄がずいぶん長い実がたくさん下がっていた。
ツリバナ(ニシキギ科)だ。






かなり長い柄で薄紫の花や果実がぶら下がる様子から吊り花と呼ばれる。
果実は赤く熟すと5裂して中の種が姿を現す。






ブッシュに赤い実が見えた。オニシバリだ。






オニシバリ(ジンチョウゲ科)は葉腋に短い柄で数個の果実が固まってつく。

果実のなり方もそれぞれに個性があって面白い。






お昼を食べながら、ふと向こうの地面を見るとルリシジミが集まっていた。
ときどき見る光景で集団吸水をしているらしい。





少しぐらい近づいても逃げないし、時に飛びたってもまた同じ場所に戻ってくる。
他にも水分の多い場所はありそうなものなのに、どうしてここがいいのだろう。
ここは柿の雄花が落ちる場所だが、そういうことと何か関係があるのだろうか。


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翅の付け根の色

2017-06-19 06:26:50 | 日記



鎌倉中央公園で、向こうの方のハンゲショウにトンボのカップルが止まった。
遠目にはシオカラトンボかと思ったが、よく見るとオオシオカラトンボだ。






オオシオカラトンボは体がずんぐりで顔が黒っぽく後ろ翅の付け根部分も黒い。






ロープの上に止まった薄茶色のトンボもややずんぐりしている。






すぐには種類が分からず何だろうなとなったが、
調べるとショウジョウトンボの雌と分かった。
先日舞岡で見た真っ赤な雄とはずいぶん違うものだ。






翅の付け根の橙色がロープに映って面白い。
横から見るとずんぐりではなく、ほっそりしているように感じる。

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白くなったかな

2017-06-18 06:26:14 | 日記



鎌倉中央公園ではハナショウブがきれいに咲いた。
背景はガクアジサイだ。










平日で人が少なく、ゆっくり鑑賞できる。






カルガモのつがいものんびりしている。






この湿地。ハナショウブの隣はハンゲショウの群生だ。






そろそろ葉が白いのが出始めたところだ。
盛んになるのは下旬らしい。






したがって花もまだ咲き始めていない。



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近所のアジサイ

2017-06-17 06:34:19 | 日記



6月と言えばアジサイの季節。あちこちの名所が賑わう。
しかし遠出しなくても近所はアジサイの多い場所だ。

アジサイはこんもりと装飾花の萼ばかりが目立つ花姿だ。






しかし装飾花をかき分けてみると中にちゃんと花が咲いている。






すぐ近くの公園にはガクアジサイも植えられている。






ガクアジサイのガクは萼ではなくて額のようだ。






無数の両性花を装飾花が額縁のよう取り囲んでいる。






両性花はの5枚の花弁と雄しべ10本、雌しべ1本で出来ている。






装飾花の色は園芸的にいろいろある。中には八重のものもあるようだ。






近所ではカシワバアジサイもよく見かける。葉の形から柏葉だ。
大きな紡錘状の花序も特徴だ。






前に家にあったのは一重だったが、これは八重咲の品種だ。


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カップルいろいろ

2017-06-16 06:21:26 | 日記



夏も近くなって虫たちの結婚を見ることが多くなった。
民家の壁に貼りついていたのはカメムシのカップルだ。






セアカツノカメムシだ。
たぶん下側のが雄だと思う。






舞岡の田んぼの水面に何かいるなあ。ハシリグモかなあと思った。






実はアメンボのカップルだった。ヒメアメンボかな。
アメンボもカメムシの仲間なのに交尾の形が違うのが面白い。






道端の下草辺りにスジグロシロチョウがいた。
葉に止まっているのは雌で、飛んでいるのは雄だ。






雌はその気がないよと態度で示しているのに雄はお構いなく近づく。
あげくは雌の体に自分の体をぶつけたりする。





うるさいなあと雌が場所を変えても雄が執拗に追いかける。






さらに雌が逃げると雄は少し離れた。






しかし、そこで機が熟すのを待つつもりらしい。

トンボの雄は縄張りの維持に苦労するなど、虫たちもそれぞれ大変のようだ。


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