横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

小粒でも元締め

2020-08-25 06:23:36 | 日記



瀬谷市民の森にキツネノマゴが咲き出した。9月から10月頃まで見られそうだ。

花の形はシソ科にも少し似ているが実はキツネノマゴ科で、
アカンサス、パキスタキス、ハグロソウなどの親分だ。







茎の先に穂状の花序があるが、一つか二つぐらいずつが次々と咲く。







普通に歩いていると足元に咲いていても見逃しそうな小さな花だけれど、
美味しい蜜があることを虫たちはしっかりと知っている。







キンケハラナガツチバチあたりであろうか。







海軍道路に咲いていたツルボは市民の森でも見られた。







ここにもキンケハラナガツチバチらしいのが来ている。
この組み合わせは昨年までにも何回か見ているような気がする。



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蔓延る

2020-08-24 06:15:57 | 日記



近所の遊水地近くのフェンスで広い範囲に大きな葉が蔓延している中に花が咲いていた。








クズ(マメ科)だ。総状花序の下の方から咲いていく。
クズやフジ等が好きなウラギンシジミとかコミスジとかが来ないかと待ったが残念だった。








クズの蔓や葉の広がり方は尋常でなく、カラスウリの実も隠されてしまう。







下の方のフェンスは軽く越えて、斜面とその上のフェンスまで覆い尽くしている。
全く旺盛なものだ。蔓が延びると書いて蔓延る・・・まさしくその通りだ。








マメの実も出来はじめていた。
この実から葛粉が採れるといいのだが、デンプンは根っこに溜まっている。








花を見ていると茎の方にカマキリがいた。
目立たないようにしているが、こちらの気配を感じて動き出した。







ハラビロカマキリの幼虫かな。
そんなに見つめなくても・・何もしないから。


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暑いねえ

2020-08-23 06:11:43 | 日記



毎日、暑いなあ。
翅も傷んだし、こう暑いと飛び回っていられないから、ちょっとひと休みするか。







本当に暑いよねえ。
地面の上より高い木の上の方が風があって涼しいかと思ったが、そうでもないよ。

あれ、向こうの方に葉っぱの屋根が日陰を作っているよ。







たしかに・・・藤棚のようだね。







あれ花がけっこう沢山咲いているよ。

春に咲いていたと思うのに、どうしてまた?







こう暑いと調子が狂ってしまうのも仕方がないよねえ。


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親離れ

2020-08-21 06:16:49 | 日記



将棋の藤井聡太さんが木村一基王位に挑戦し、見事4連勝で王位を獲得した。
少し前に獲得した棋聖位と合わせて2冠となった。まだ18才で驚異的なことだ。

また封じ手が「8七同飛車」だったことで、同飛車大学がトレンドワードになった。
若い頃に住んでいた京都では総合大学といえば京都大学、立命館大学それに同志社大学だった。
その同志社大学にかけて同飛車大学と、ある解説者(棋士)が作った駄洒落だ。
京都にいた頃を思い出して懐かしくも、ちょっと笑ってしまった。

また藤井君の着物姿もだんだん板についてきて、そういう面でも成長を感じる。







上瀬谷の休耕地で、ハクセキレイが盛んに囀っていた。
いつもはヒョコヒョコ歩いて食べ物を探しているのだが、どうしたことか。







農道を渡った方に雛というか若いハクセキレイがいた。
何か食べ物を探しているようだ。

そうか、向こうにいたのは母親で子供に何か合図をしていたらしい。








こちらにも、もう一羽・・・お母さんはどこにいるかなあ。
一人歩きしていても、まだまだ子供だ。







農道を越えてひとっ飛び、母鳥がやってきた。
体はすっかり大きくなっていると見える子供たち。いつ親離れするのだろう。



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セミも仲間

2020-08-20 06:16:37 | 日記



海軍道路の桜の木でうごめく小さな虫がいた。
5mmちょっとぐらい。何かの幼虫のようだが・・・







上瀬谷の畑のほうに移動すると数本の大きな木がある。
それらの幹は、この季節になるといろいろなセミが集まるところだ。








この日はちょっと少なめで、このアブラゼミのほかはツクツクボウシなど数頭だった。







代わりにカメムシらしいのがへばりついていた。







キバラヘリカメムシだ。頭の先からすっと延びる黄色い筋と沢山の斑紋が特徴だ。








さきほどサクラの木で見た虫は調べたらキバラヘリカメムシの幼虫だと分った。

こちらは腹部の黒いはっきりした紋が特徴で、3齢ぐらいの幼虫だろうか。
サクラやカキ等いろいろの木を好むらしいので、近所はうってつけの環境だ。







そういえばセミも広い意味でカメムシの仲間なので、ちゃんと口吻を使って樹液を吸う。

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