今日は一日中雨だった。今までで46.5ミリの雨になった。九州では阿蘇山がまた噴火した。今回は噴煙が一万メートルまで上がったという。今阿蘇では雨が降っていると思うが、大丈夫だろうか。
ハリケーン・マシューの被害もすごい。ハイチはまた死者が800人超えた。そのマシューに観測飛行機が入って、台風の目を観測した。CNNだが、すごい映像だ。台風の目に入った瞬間、いきなり機体が安定して飛行する様子はすごいものだ。洞爺湖丸沈没事件を思い出した。
なお台風20号は日本に近づかないようだ。
今日は引きこもっていた。この飾りにための写真を撮るためだけにしか外に出ていない。卵の特売にすら行かなかった。
ネットの記事を散々読んだが、あまり明るい記事はない。政治のポピュリズムが生んだことが多い。だが民主主義の政治はポピュリズムになりやすいのは、ギリシャ時代からそうだった。この弊害をどうなくすかというのが啓蒙思想だったはずなのだが、人はそうそう啓蒙されないというのが、最近よくわかったことだ。
なぜ先進国でポピュリズムが蔓延するのか。説明できない。ポストモダンで説明できてもそこには、人は正弦分布のように所得も知識も広がっているというのが前提だ。だが格差が大きくなりつつある。分布が想像以上に偏りつつある。多分ここが人が説得を受け付けない理由になっているのだろう。2極化が進みすぎたのだ。今ではアメリカの一流大学卒業の、無職者という悲惨な人もいる。頭のいい人が極に入っている状態では、演説という説得法も無効になりつつある。
まあその前に、世界には多様な人権感があるといってしまったような、ロシアとフィリピンの大統領と中国はどうなのだろうか。だが普遍的人権の存在すら本当にあるのだろうかという世の中になってきた。それは日本もそうだ。
写真の整理の仕事をしていた。BGMにブリリアントクラシックのミニマルピアノコレクション10ー19、いわゆるパート2を聴きまくった。ミニマルミュージックの単調さとその微分変化が作業にいいです。で、変なことに気がついた。このプロヂューサーというかJeroen van Veenはピアノを曲によって変えているのですね。ただやっぱりスタンウエイのDが多く、スタンウエイD274と書かれる盤とありまして、古いDと区別している可能性があります。ヤマハのC7を3台用意していますが、これ大変。CF3もありますね。ヤマハの最高級のコンサートグランは結構あるのでしょうか。そしてFAZIOLIの308を2台用意しています。これ相当困難。1994年から製造されていると考えても、どれだけの台数があるのかよくわからない機種。メーカーからの協力がなければ相当苦しいものでしょう。
FAZIOLIの308ですが、ピアノ界のフェラーリと言われていますが、値段は不明です。ただ2000万台ではないのかと。ほぼ完全オーダーメードなので。そう思ってヤマハのコンサートグランの価格を調べたら、2000万に近くなっていました。グールドが弾いたヤマハの時代はもう遠くなったのですね。
なおこのCDボックス、ムチャクチャ安かった。ミニマルだから楽器選びを慎重に行ったのだと思うが、にしても贅沢な録音で、さらに特をした気分になっている。
ということで、今リゲティを聞いている。電子音楽は思わずのけぞったが、万博の電子音楽よりは圧倒的にわかりやすい。師匠のシュトックハウゼンよりわかりやすい。
おかしいな。リゲティから離れるために、ミニマルを聞いていたのに、リゲティに戻ってしまった。どこかでブルックナーのミサ曲を注入して中和しなければいけない。
でも現代音楽は面白すぎる。まあ正確に言えば60年代のだがね。最新鋭は把握できないですよ。50年遅れでないと届かない音楽というのがある。
雨はさらに0.5ミリ降った。
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