先週より骨折って入院しています。詳細はまとめて。
各地で真夏日が観測されていますが、盛岡は春の終わりにきています。
さて桜ネタ最後。シウリザクラ。花を見れば桜じゃないと思うのですが、木や葉っぱを見れば近いものだと解る。材は木製のカメラに使われている。固さと粘りと狂いの少なさが評価されているのだが、他には使われている話しは聞かない。
だが、この花が本当にシウリザクラかどうか私は解らない。専門家がつけたんだから文句は無いのだが、何かヘン。ウワズミザクラっぽい。その前に、近所の植物園の木の名前はいつも半分疑っている。実際梅の‘豊後’系と思われる品種を、アンズとしている。葉の大きさが違うのだが。
とはいえバラ科の植物は、交雑する可能性が高く、種から出たものは判別が素人ではムリなので、あまり大きい声ではいえない。
最近自転車が流行っていて、個性豊かな自転車が走り回っております。
で最近出没するのがコレ。現代では個性豊かすぎるとしか言いようが無い。昭和30年代のものであろうか。どこかの卸売り市場の近所の自転車屋が売ったもののようだ。
戦前のイギリス・ラーレー社の自転車から日本独自に発展した運送車。フレームの角度が多分40度を切る。サドルを固定するシートポスト(スコヤと昔はいった。英語のスクエアからの訛と伝えられる)があるので実際は40度程度だろう。あんまりにも寝ているのでシートに補強が入っている。
これまた寝ているフロントは、ハンドルから前輪軸に向かって補強が入っている。
正直な所これと同形の、郵便局の自転車がかなり近代的に見える。フレームの角度はここまでではない。
実はこのタイプの自転車。ブレーキロッド以外はまだ補修部品がある。それでまだ動いているのだが、ブレーキの効きが悪いので安全運転でなければいけない。とはいってもこの重量で、タイヤの空気圧が6気圧はいるため、いったん走り始めたら止まらないのである。昔自転車にも車検制度があったが、定期的に検査しないといけない。
乗っている人をみてみたい。多分相当個性的であろう。
さて、鬱金桜はどうなったか。とっても古典園芸らしい芸の持ち主です。
初めの緑から、黄色が強くなって行きます。左から黄色がかったころ。中心部がピンクになって行きます。そして散り際ですが、ピンクがどんどん強くなります。実はもっとピンクが強くなるのですが、ちょっとこの辺で撮影は止めておきます。花弁の持ちがとっても良く、なかなか散らずに腐って行くようにピンクと緑が対立して、あんまり気持ちがよくないのです。でも人によってはマンゴーの熟れすぎたのを連想するかもしれません。
この感じが忘れられた原因なのかも知れません。ソメイヨシノの散り際の、桜吹雪の壮大なフィナーレに比べればちょっと汚い感じがします。同じ八重桜でも、よくある関山や普賢象が丈夫なだけではなく。これまた壮大な散り方をするので、残った理由がここにあるのかもしれません。