2012年8月31日15時に書いた記事を、気温等確定しましたので加筆・修正しました。
2012年のグラフの中に、9月の値が入っていますがこれは2012年8月31日17時の週間天気予報の予測値を入れています。
さて今日で大体の所が解った。今年の8月は、王者2010にはおよばなかったが大記録を樹立した。
月平均気温で2010年8月の26.2度が1位、2012年8月の26.1度が2位となった。2010年が本当に王者の記録なので、これは致し方ないのかもしれない。
月の後半台風が朝鮮半島を通過したので、もしかすると強い南風が吹き込んで、最高気温と最低気温が一段とアップする可能性も考えていたのだが、積算気温で3.1度足りなかった。月平均気温では残念な結果に終わった。とはいっても歴代2位だ。猛暑なのは間違いが無い。
しかしなんと日最高気温35度以上の日が5日と堂々の1位だ。2010年は2日で5位。
そして気象庁がホームページ上で公表していない、盛岡市の平均最高気温では堂々の歴代一位、31.9度に輝きました。そしてそのほとんどが8月16日以降に作られたと言う、驚異的な粘り強さを感じます。
なにか体操団体総合で銀メダル、個人個別競技で金メダルをとったような感じだ。
しかしまだ記録を作れるかもしれない。日平均気温25度以上の第一位はやはり2010年の43日だが、2012年も2011年とタイで、27日で7位に付けている。多分今日で28日となり単独7位になるだろう。まだノミネートしていないが日最高気温25度以上とかまだ狙えそうだ。
さて2012年は実は既に一つ記録を持っている。日平均気温0度未満というさむーい記録だ。81日で6位。と言う事で、今年はとても暑くてとても寒い年である。
さて王者の2010と比較してみる。なお2010年の王者っぷりと言うのは、前の記事を見てもらいたい。記録だらけの年だ。
これと比べると、2012年は最高気温こそ高かったが最低気温が比較的低かった。これに対して10年は最低気温が高めに推移していたと言えそうだ。これがわずかながらの差になったようだ。
さて誰もが興味の、いつになったら涼しくなるのかですが、この比較でも解る通り大体9月10日には静まりそうです。2010年よりは長引くと思いますが、似た傾向をとると思います。そして今年12月までですが、エルニーニョが生きていますので、暖冬と予想しています。来年1月から2月まで影響すると言いたいのですが、さすがに解析できません。
この猛暑の原因なのですが、解りません。ただ偏西風の大蛇行があるのではないのかと考えています。中国北東部で発生した高気圧が、なぜか南東に向かって進む状況や、台風が大陸沿岸から朝鮮半島に抜けてゆくのは少しおかしいのです。大蛇行が考えられるのですが、一応そういったデーターは気象庁の3ヶ月予報に載っていますが、大蛇行と言っていないので、曖昧にさせて頂きます。
ただ北米の干ばつになる要因が、お盆あけにずれてやって来た可能性があります。
本年では干ばつが北米が最大で、ロシア・インドでも起きています。そして南半球のオーストラリアでも起きていると聞いてます。
この岩手でも、この猛暑と降水の少なさでぶどう農家に被害が出始めています。確実に野菜に被害が出そうです。秋野菜の高騰が予想できます。冬野菜も高値になる可能性があります。